「Holaflyって速度が遅い・つながらないって口コミもあるけど大丈夫?」
こんな疑問はありませんか?
結論から言うと、データ無制限にこだわる人には、HolaflyはおすすめのeSIMです。
ただし、ネットの使い方や速度に関しては、一部注意点も見つかりました。
このページでは、海外旅行でデータ無制限が人気のeSIM『Holafly』について、利用するメリット・購入前に知るべき注意点をまとめています。
■Holaflyを購入する前に知るべき注意点
■Holaflyは速度が遅いのか?ユーザーのリアルな口コミ
最後まで読むことで、Holaflyを安心して使えるのか?が分かります。ぜひ参考にしてください。
HolaflyのeSIMの基本情報
Holafly(オラフライ)、スペイン発祥のeSIMサービス。
HolaflyのeSIMは、データ使い放題の無制限プランがお得に利用できるため、世界中で利用者が多く、リピーターもいたり、業界の中でも人気があります。
1.24時間いつでも購入できる
2.受取・返却が不要
3.使い方が簡単!到着後すぐにネットが使える
4.モバイルWi-Fiより料金がお得!
海外旅行時の通信手段としてスタンダードになりつつあります。
それでは、これから他社と比較したHolaflyのメリット・注意点を詳しく見ていきましょう。
Holaflyのメリット
数あるeSIMの中で、Holaflyのメリットは以下の5つ。
1.データ無制限でネットが使える
2.無制限の中では料金が特に安い
3.キャンセルポリシーが柔軟
4.中国で制限されるアプリやサイトへの解決策もバッチリ
5.台湾では実名認証が不要
それぞれのメリットを詳しく紹介します。
1.データ無制限でネットが使える
Holaflyは、データ無制限で使い放題のプランがメリットの1つ。
しかも、Holaflyの無制限プランは、基本的には通信量の上限がありません。
他社のデータ無制限のプランの中には『1日3GBを超えると低速になる』というeSIMも少なくないので、データ量を気にせず使いたい人には嬉しい点です。
ちなみにこっち来てすぐは使い放題のが欲しくてHolaflyも使いました!!
こちらも問題なく使えて良かったです😊— ayum9i9🌏🦍世界一周からの✈︎🇩🇪ドイツ移住 (@ayumi_travel) April 12, 2024
2.無制限の中では料金が特に安い
Holaflyは、他社の無制限プランと比較すると、料金が安いこともおすすめポイント!
口コミを見ても、安さが決め手になる人も多かったです。
今回はHolaflyにしてみた!安かったし
— とうま (@Touma_2ten5) September 16, 2024
具体例として、いくつかのプランを以下のeSIMで比較しました。各国ごとにタップしてごらんください。
台湾も、2泊3日を想定して、料金を比較しています。
台湾 | データ量 | 日数 | 料金 |
---|---|---|---|
Holafly | 無制限 | 3日 | 1,400円 |
World eSIM | 3日 | 2,960円 | |
trifa | 3日 | 2,970円 | |
eSIM-san | 3GB/日 | 3日 | 1,747円 |
JAPAN&GLOBAL eSIM | 3日 | 3,890円 | |
airalo | 20GB | 30日 | US$32 |
台湾は、無制限プランがないeSIMも多いです。
上記の表の通り、1日3GBまでのプランと比較しても、Holaflyの無制限はお得になっており、業界の中でもコスパが高いことがわかります。
5泊7日を想定して、料金を比較しています。
アメリカ | データ量 | 日数 | 料金 |
---|---|---|---|
Holafly | 無制限 | 7日 | 3,990円 |
Ubigi | 7日 | 3,700円 | |
World eSIM | 7日 | 5,950円 | |
trifa | 7日 | 5,990円 | |
eSIM-san | 2GB/日 | 7日 | 2,955円 |
airalo | 20GB | 30日 | US$42 |
アメリカで1週間データ無制限にすると、Holaflyは4,000円ほどなのでだいぶお得ですが、eSIMによっては6,000円かかります。
Ubigiもお得ですが、私が定期的に料金をチェックすると、料金の変動がけっこうあります。
基本的にはどのeSIMもレートによって、日本円で表示される料金が変動しますが、1ヶ月に1回なのか?四半期に1回なのか?タイミングはそれぞれです。
タイミング次第ではHolaflyの方が安い可能性もあるので、購入前に必ず公式サイトでチェックしましょう。
Holaflyは、上記以外の地域でも最安水準になっているので、お得に無制限データを使いたい人はチェックしてくださいね。
3.キャンセルポリシーが柔軟
Holaflyは、他社に比べるとキャンセルポリシーが柔軟な点も、嬉しいメリットの1つでしょう。
●Holafly ⇒ 全額返金
●他社 ⇒ 返金不可
一般的には、eSIM購入後は返金対応してもらえないことがほとんどなので、天候に不安があるときや体調が急変しやすいお子さんがいるケースでも、Holaflyなら安心して購入できます。
それでは、キャンセルポリシーについて、以下の順に詳しく確認していきましょう。
①返金の条件
②返金の申請方法
①返金の条件
簡単に言うと、現地でeSIMを利用する前のキャンセルであれば、基本的には全額返金になります。(詳細ページ)
●Holaflyの公式サイトで購入していること
●購入後、6ヶ月以内であること
●eSIMがアクティベートされていないこと
※アクティベート後は、個別に対応が必要です
●SIMロックや非対応の端末は、確認できるスクリーンショットの提供と、QRコード
スキャンされていないこと
ただし、旅行開始後は、必ずしも返金対応してもらえるとは限りません。
状況によって一部返金になるケースもありますが、3.5ドルの事務手数料がかかります。
それでも、「ネットが遅い」「繋がりにくい」というケースでは、現地の通信会社のネットワークの問題で接続障害が発生している可能性もあるので、まずは相談してみましょう。
②返金の申請方法
返金を希望する場合は、以下の方法で問題の詳細を報告し、返金申請をします。
●チャット
●メール(help@holafly.com)
返金されるまでの期間は、申請処理後、5~10営業日以内が目安です。
4.中国で制限されるアプリやサイトへの解決策もバッチリ
中国では、政府がネットのアクセスを規制している関係で、一部のアプリやウェブサイトが利用できません。
その解決策は、『VPN』という暗号化された専用のネットワークを利用すること。
Holaflyの中国のeSIMには『VPN』が内蔵されているため、制限を受けることなく、以下のようなアプリをいつも通り利用できます。
●X(旧Twitter)
●LINE
●Yahoo!
など
5.台湾では実名認証が不要
台湾では、通信サービスの利用の際に犯罪防止策として『実名認証』という本人確認が必要になります。
手続き自体はそんなに難しくはないのですが、実名認証不要の方が「ちゃんとできてるかな?」という不安もなく、シンプルに簡単ですよね。
Holaflyの台湾のeSIMは、実名認証が不要というメリットがあります。
他にも実名認証不要を謳うeSIMはありますが、あまり多くありません。
実名認証不要のeSIMをお探しの方には、Holaflyはおすすめです。
Holaflyを購入する前に知るべき注意点
Holaflyの購入前に知っておきたい注意点は、以下の4つです。
1.無制限でも速度制限の可能性はある
2.地域や場所によっては繋がりにくいことがある
3.テザリングにはデータ制限がある
4.電話番号付きのプランは廃止になった
上記の注意点はHolaflyに限らず、他社のeSIMでも言えることですが「他社の方がよかったのかな…?」とモヤモヤしたり、後悔する原因になるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
それでは順にチェックしていきましょう。
1.無制限でも速度制限の可能性はある
Holaflyは基本的には通信量の制限はありませんが、短期間で大量にデータを使うと現地の通信会社が通信の公平性という観点で通信制限することはあります。
速度制限になる明確なギガ数が決まっているわけではありませんが、「さっきまで普通にネットが使えたのに、急に使えなくなってしまった」というケースは、速度制限かもしれません。
では、もしも低速すぎてネットが使えないときはどうしたら良いのか?解決策を紹介します。
速度が遅いときはカスタマーサポートに問い合わせする
もしも「遅すぎてネットが使えなくなった」「繋がらなくなってしまった」という時には、カスタマーサポートに連絡すると対応してくれます。
Holaflyをご利用いただき有難うございます🥰弊社は多くのギガ無制限のプランをご用意しております。しかしながら、まれに大量にギガを消費された場合、速度制限がかかる事がございます。今後、もし速度が遅くなったと感じた場合、すぐにカスタマーサポートにご連絡ください、対応いたします🙇♀️
— Holafly (オラフライ) eSIM l Japan 日本 (@Holafly_Japan) March 5, 2024
速度制限を受けていることが分かる口コミはあまりなかったのですが、以下の口コミは、ネットがつながらないと思ったら速度制限だったようです。
カスタマーサポートに相談したら制限解除の対応をしてくれたようなので、困ったらカスタマーサポートに連絡しましょう。
何回も利用してきたeSIMが急に使えなくなって!(数時間前まで通信できてたのに)何してもネット繋がらなくて焦り散らかしてサポートセンター問い合わせしたら秒で対応してくれた!!神!
原因は夜にLINE通話5時間してネットの使いすぎみたいw無制限じゃないのwと思いながら制限解除してくれた🥹#Holafly— かねよよよ (@yyy3zkzk) October 16, 2024
2.地域や場所によっては繋がりにくいことがある
Holaflyに限らず他社にも言えることですが、地域や場所によっては電波が繋がりにくいケースがあります。
私の経験上、海外は都市部を離れると一気に田舎になったり、観光客が多くても自然遺産があるような秘境だと、現地のSIMでも電波が入らないことも結構あります。
Holaflyの利用者の中にも、地域によっては速度が遅いと感じる人もいました。
今回初めてeSIM利用。HolaflyのNZでデータ無制限のもの。iPhoneのマップはずっと使えています。シティ以外では画像は表示速度が遅くなることも多い。場所によるけどダウンロードスピードは1〜5 Mbps辺りをウロウロ、南島田舎道でスピード2.86 Mbps。 pic.twitter.com/KVyxrJDUyX
— Rui (@rui_monologue) October 16, 2023
初めてHolaflyを台湾で使ったので備忘録を。
[Good]
・安い、インストール簡単
・通信速度が速い場所が多い
[Bad]
・突然電波を拾わなくなり(電波の表示が消える)、通信できなくなる
・5Gで電波バッチリのはずなのに通信できなくなる
・台北の中心街なのに3Gで通信遅くなる… pic.twitter.com/vtR9kKyGUz— Jun Nishihara (@junchan1200) September 18, 2024
3.テザリングにはデータ制限がある
Holaflyは、テザリングにデータ制限があるので、スマホだけでなくタブレットやパソコンもテザリングでネットの利用を考えている人は注意しましょう。
上限は渡航先によって異なりますが、1日当たり500MB~1GBとなっています。詳細は、各プランの『仕様』に記載されています。
業界全体で見ると、テザリングのデータ量に上限があるのは少数なので、複数の端末を利用したい人は、他社をおすすめします。
4.電話番号付きのプランは廃止になった
過去の口コミの中には「電話番号もあっておすすめ!」という投稿もあったのですが、2024年4月以降は電話番号付きプランが廃止されています。
Holaflyで電話番号付きのプランを探している方は、ご注意くださいね。
Holafly eSIMのご利用ありがとうございます☺️✨実は4月より電話番号付きプランが廃止となり、その代わりにテザリングができるようになりました…!電話番号は使えなくなってしまったのですが、テザリング機能でますます便利にご利用いただけるかと思います🤩是非また海外旅行の際はご利用ください✨
— Holafly (オラフライ) eSIM l Japan 日本 (@Holafly_Japan) May 3, 2024
ただ、カスタマーサポートに問い合わせたところ、準備中とのことだったので、今後電話番号付きプランが再登場するのかもしれません。(2024年11月時点)
情報が入り次第、更新していきますね!
Holaflyは速度が遅いのか?ユーザーのリアルな口コミ
ここでは、Holaflyの速度に関する利用者のリアルな口コミを詳しく紹介するので、気になる人は参考にしてください。
Holaflyは利用者が多いため、口コミもたくさんあります。速度に関しては「問題なく使えた!また使う!」という人もいれば、「遅いからもう使わない」という人もいました。
それでは実際の口コミを紹介します。
終始快適に使えた
特に遅いと感じることもなく、Holaflyに満足している人もいます。
ネット環境はHolaflyを利用 遅いと感じることもなかったし、アプリ見たり撮影したりしていたけど低速になることもなかった 規制かからずSNS見れたしVPNも必要なし なにより安い 24時間対応のLINEお問い合わせは英語です#SHDR #SHDL
— ぴゅー (@_tubby_po_) September 29, 2024
ちなみに、上記の口コミの方は、ラインでお問い合わせしたら英語対応だったみたいですが、私が公式サイトのチャットでお問い合わせした時は、自動翻訳で日本語のお返事が来ました。
また、別のタイミングでは、おそらくお名前を見る限り日本人の方が対応してくれましたよ。
概ね良好
以下の方は、地域によって電波状況があまり良くなかったものの、概ね良好だったそうです!
今回のイタリアもesimは前回好印象だったHolaflyにしました。データ無制限はやはり良いですね。場所によっては繋がりにくい所もありましたが(ポンペイとか)概ね良好です
— P’ray (@prayka0418) June 15, 2024
また、リピートということなので前回の利用も問題なく満足だったのでしょう。
Holaflyは繋がったけど他社は全然繋がらなかった
他社のeSIMは全然使えなかったけど、Holaflyは遅くても使えたという人もいました。
Holaflyが遅いときは、他社も遅かったり、繋がらない可能性もあると知っておくと良いかもしれません。
エジプトでAiraloのesim全然通じなかった
Holaflyは遅いけどまぁ通じたのに— 吉田 (@hhSIDWDn87YEyUk) April 25, 2024
3Gで遅い思ったら設定に原因があった
以下の方は、3Gしか繋がらず速度が遅いと思ったら、スマホの設定に問題があったようです。
念のため頭の片隅に入れておきましょう。
3Gしか使えないのは自分の設定がおかしかったからでした。速度はそこそこですが、4Gは入るようになりました。十分使えそうです。
現地でSIMを購入する手間がない分、現地で買うのと比べてお高めですが、制限などもないので気軽に使えていいなという感想です。
多分、次も使うと思います。#Holafly https://t.co/0QEsA8HPvj pic.twitter.com/rqnwkR65jM— かめ (@nattowithme) January 3, 2024
遅い・繋がらない
速度が遅かったり、ネット接続が安定せず、ストレスを感じている人もいます。
今回、eSIMはholaflyを使ってみたんだけどあまり良くない。
使いたい時に電波が途切れたりする。
繋がらないと翻訳アプリも使用できないホテルのWi-Fiの方が強いわほんと、、、
もう次からは使わない
携帯が弱いと移動が怖いよ— たかこ (@ankopon314) November 6, 2024
地域の問題なのか?すでにたくさんネットを使っているのか?原因がわかりませんが、上記のように困る場合はカスタマーサポートへのお問い合わせをおすすめします。
また、リピートした人の中には前回ほど快適ではないという人もいました。
なんかHolaflyの調子がわるい…先月使った時はそうでもなかったのに
— Hinami (@Gumi__1207) September 4, 2024
Holaflyではないのですが、私もAiraloを使ったときに「もっと快適だった気がする」ということがありました。
利用者が増えたからなのか?地域の電波状況によるのか?分かりませんが、海外旅行だとその地域に詳しくないので、実際に使わないと分からないのは難しいですね。
ただ、Holaflyはカスタマーサポートに相談できるので、良心的だとは思います。
結論|Holaflyはデータ無制限にこだわる人にはおすすめ
Holaflyは利用者が多い分、賛否両論あります。
特に速度に関しては辛辣な意見もあるので利用を迷ってしまいますが、個人的には、1日3GB以上使う人・データ無制限にこだわりたい人には、Holaflyはおすすめです。
理由は、以下の2つ。
1.カスタマーサポートの対応で改善の可能性もある
2.キャンセルポリシーが柔軟
速度が遅い可能性は、他社も同じ。
それを踏まえると、Holaflyは、他社に比べると利用者への対応が柔軟なので、親切かなと思います。
安さよりデータ量を重視するなら、20GBで7日間有効のeSIMなどを購入することもおすすめです。
まとめ
Holaflyは、1日3GB以上使う人・データ無制限にこだわり人におすすめします。
ただし、複数の端末で利用する人は、テザリングに上限があるので注意しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な海外旅行を楽しんできてくださいね!