ワーホリのWiseの使い方とメリット!開設前に知るべき注意点・送金手順も解説

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海外旅行

「ワーホリではWiseがおすすめっていうけど、メリットや注意点を詳しく知りたい」

「海外送金の方法や受け取りまで、どんな流れなの?」

こんな疑問はありませんか?

このページでは、カナダ・オーストラリア・ニュージーランドでワーホリした私が、『ワーホリにWiseがおすすめの理由と使い方の注意点』について紹介していきます!

●ワーホリに便利なWiseの使い方と3つのメリット
●Wiseをワーホリで使うときの注意点
●Wiseで海外送金する前に確認しておきたい3つのポイント
●Wiseの海外送金方法~受け取りまでの手順

最後まで読むことで、ワーホリでお得に便利にWiseを使うことができます◎

ぜひ参考にしてくださいね!

ワーホリに便利なWiseの使い方と3つのメリット

『Wise』がワーホリの必須アイテムといわれるほど人気なのは、以下の3つの使い方があるからです。

1.海外送金がお得にできる
2.wiseカードでカード決済もお得
3.現地通貨で出金も可能

それぞれの使い方とメリットを詳しく紹介します。

1.海外送金がお得にできる

Wiseは、以下のシーンでお得に海外送金ができるメリットがあります!

①ワーホリ開始時:日本の口座から現地の口座への海外送金
②ワーホリ帰国時:現地の口座から日本の口座への海外送金

では、具体的にWiseが他社と比べて安い理由を紹介します。

※ちなみに類似サービスの『Revolut』は、転出届を提出して居住国を変更する場合、アカウントを作り直さないといけない原則があるので、1つに絞るならWiseがおすすめです。

お得な理由1:海外送金時はリアルな為替レート

Wiseでは、海外送金時のレートは、ロイターなどのリアルな為替レートを採用しています。

しかし、一般的に銀行などの海外送金の場合、リアルな為替レートに数円の手数料が上乗せされています。

そのため、送金金額が大きいほど、Wiseの方が換金率がお得です。

お得な理由2:送金手数料も安い

そもそもWiseは、海外送金の手数料に悩んでいた2人の創始者によって誕生したサービスなので、かなり手数料は抑えられているのですが、wiseの最終目標は『手数料無料』にすること。

それくらい安い海外送金に力を入れているため、一般的な海外送金業者よりも、かなりお得になっています。

例えば、日本からカナダに50万円を海外送金する場合の『手数料』『レート』『受取金額』を比較すると、Wiseが1番お得であることが分かります。

●Wise
┗手数料:3,008円
┗レート:1CAD=105.957円
┗受取金額:4,690.51CAD

●楽天銀行
┗手数料:1,750円
┗レート:1CAD=107.516
┗受取金額:4,634.21CAD

●Paypal
┗手数料:499円
┗レート:1CAD=112.082
┗受取金額:4,456.56CAD

Wiseの送金手数料は、『送金額』『入金方法』『為替レート』の3つの要素で変わるので、【こちらのページ】で手数料の試算してみてくださいね!

着金も早い!

公式サイトには、1営業日〜6営業日と記載があるので、遅くとも1週間ほど。

私はこれまで5回ほどWiseで海外送金をしていますが、2日~4日で着金しています。

以下のようなケースでは、着金まで遅延する可能性があるので覚えておきましょう。

●受取人の情報に誤りがある
●休日・祝日の送金

銀行によっては、金曜日の対応時間が短い可能性もあります。

タックスリターンの受取口座にも指定できる

Wiseは、ワーホリ帰国後のタックスリターンの受取口座に指定することも可能です。

口座を閉じて帰国するときに便利ですよね!

以下の通り、実際に、無事に返金を受け取っている人もいます。

 
その他、当サイトでもおすすめしている格安の『SafetyWing』などの海外旅行保険の保険金の受取口座に使うこともできます。

国境を越えたお金の行き来に関しては万能ですよ◎

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2.wiseカードでカード決済もお得

『Wiseカード』とは、Wiseが発行するデビットカード。アカウントにチャージして支払いするプリペイドタイプです。

少額の両替手数料がかかるものの、海外送金と同様にリアルなレートがメリット!

日本の一般的なクレジットカードの海外決済と比較しても、wiseカードの方がお得です。

●Wise
┗レート:リアルなレート
┗両替手数料:0.41%~

●一般的なクレカ
┗レート:国際ブランドが指定するレート
┗海外決済手数料:カード会社による(約2%~)

Wiseカードの使い方は、以下の2つのパターンがあるので好きな方法でOKです。

①チャージしたお金を、アカウント内で事前に両替してカード決済する
②チャージしたお金でそのままカード決済する(支払い時に自動的に両替される)

また、Wiseカードのセキュリティ面についても見ていきましょう。

セキュリティ面でも安全性が高い

Wiseカードは、以下のことから一般的なクレジットカードやデビットカードよりも、安全性が高いこともおすすめのメリットです!

●銀行と直結していない
●チャージした分しか使えない
●アプリでカードの凍結や凍結解除ができる

先述したようにWiseカードはプリペイドタイプなので、もしも盗難にあったり、最高でもチャージした分までしか使えませんし、口座のお金は無事という安心感があります。

また、アプリで簡単にカードの凍結・凍結解除できるため、Wiseカードを紛失してしまった時にすぐに凍結することで不正利用を防げたり、現地の口座を開設してWiseカードをしばらく使わない時にカードを凍結しておくことで、セキュリティを強化できます。

3.現地通貨で出金も可能

Wiseカードは、キャッシュカードとして海外のATMから現地通貨を引き出しできる点も、ワーホリに喜ばれるメリットです。

日本の住所で登録している日本発行のWiseカードの場合、ATM引き出し手数料は、月2回まで合計3万円まで無料になります。

ただし、ワーホリ出発までにWiseカードが発行できず国外で発行した場合は、登録住所によって異なるので注意してください。

登録住所
出金回数月間無料額
(合計)
以降手数料
日本2回3万円70円/回
+1.75%
アメリカ100USD1.50USD/回
+2%
カナダ350CAD1.50CAD/回
+1.75%
イギリス200GBP0.50GBP/回
+1.75%
オーストラリア
350AUD
1.50AUD/回
+1.75%
ニュージーランド350NZD1.50NZD/回
+1.75%

クレカのキャッシングと違って金利が発生しない

クレジットカードのキャッシング(借り入れ)による現金出金は、借り入れの日数が長くなるほど、利息が高くなってしまうという注意点があります。

しかし、Wiseカードは、アカウント内のお金を引き出すことになるので、金利が発生しないという点も安心して利用できることも、個人的にはメリットだと思います。

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ワーホリ前に知っておきたいWiseの注意点

Wiseを使うときは、以下の4つの注意点があります。

ワーホリ前の準備でWiseを検討している人は、開設する前によく読んでくださいね!

1.アカウント作成は遅くとも1ヶ月前がおすすめ
2.アカウント保有限度額は100万円まで
3.Wiseカードには利用限度額がある
4.日本発行のWiseカードはApple PayやGoogle Payに非対応

それぞれ順に確認していきましょう。

1.アカウント作成は遅くとも1ヶ月前がおすすめ

Wiseアカウントの作成は、遅くともワーホリ出発の1ヶ月前がおすすめです。

理由は、以下の2つがあります。

●転出届を出したら日本ではカードが発行できない
●Wiseカードが届くまでは最大3週間かかる

口コミを見ると、ワーホリ前に「Wiseアカウントの作成ができない」「Wiseカードが作れない」という人がたくさんいます。

それでは注意点を詳しく確認していきます。

転出届を出したら日本ではカードが発行できない

最初のアカウント登録だけでは気づかないケースもあるのですが、Wiseカードの発行手続きやWiseで海外送金手続きに進むと、マイナンバーカードが必要になります。

転出届の提出後は、マイナンバーカードは失効になるので、転出届を出す前にWiseアカウントの作成とデビットカードの発行手続きを済ませましょう。

Wiseカードが届くまでは最大3週間かかる

Wiseカード発行から届くまでの期間は、日本の場合は、通常1週間~10日とあります。

ただ、公式サイトには『地域によって、4営業日から3週間の間』と書かれており、口コミを見ると15日かかっている人もいました。

別料金で速達にすることもできますが、余裕を持って1ヶ月前に準備することをおすすめします。

Wiseカードのアクティベート(有効化)について

日本で発行するWiseカードの場合は、アプリで一緒に届く6ケタのPINコードを入力するだけで有効化ができます。

しかし、海外でWiseカードを発行した場合、有効化の方法が違うこともあるので注意しましょう。

各国の有効化の方法は、⇒【こちらのページ】を参考してくださいね。

2.アカウント保有限度額は100万円まで

Wise口座には、保有限度額があります!日本の場合は、100万円まで

もしも、保有限度額を超えた場合、30日間の猶予期間中に引き出しが必要です。

それができなかった場合は、アカウントが制限され、チャージや受け取りができなくなるので注意しましょう。

対策:余剰金用口座を設定する

ただし、『余剰金用口座』を設定しておくと、保有限度額を超えた時に自動的に『余剰金用口座』に資金が送金されます。

日本のWiseアカウントは、日本の口座しか『余剰金用口座』に指定できないので覚えておきましょう。

3.Wiseカードには利用限度額がある

Wiseカードは、1回あたり・1日あたり・1ヶ月あたりの利用限度額が決まっています。

以下は日本のWiseカードのケースですが、決済方法によっても利用限度は変わるので注意しましょう。

決済方法1回あたりの
上限額
1日あたりの
上限額
1か月あたりの
上限額
ICチップとPIN100万円130万円400万円
タップ決済68,000円13万円53万円
磁気ストライプ16万円16万円79万円
ATM出金13万円20万円53万円

上記はマックスの金額です。

デフォルトでは低めの設定になっているので、必要に応じてアプリで限度額を変更しておきましょう。

4.日本発行のWiseカードはApple PayやGoogle Payに非対応

発行場所によっては、WiseカードはApple PayやGoogle Payに対応しているのですが、残念ながら日本発行のWiseカードはApple PayやGoogle Payに非対応です。

現地で住所変更後にWiseカードを発行する方法もある

どうしてもApple PayやGoogle Payを使いたい!という人は、ワーホリ渡航後に現地の住所に変更して、Wiseカード発行という手もあります。

ただし、情報更新まで時間がかかるのか、住所変更したのに日本のWiseカードとして発行されてしまったという人もいるので、念押しでカスタマーサポートに確認した方が良さそうです。

Wiseで海外送金する前に確認しておきたい3つのポイント

Wiseで海外送金する前に、以下の3つのポイントを確認しておきましょう。

1.48時間以内に入金しないとレートが変わる
2.入金方法によって手数料が変わる
3.送金限度額がある
参考:日本から送金は可能でも、日本への送金ができない国もある

ざっくり補足するので、目を通してから送金手続きをしてくださいね!

1.48時間以内に入金しないとレートが変わる

実際にアプリを見ると分かりますが、Wiseの為替レート保証は48時間になっています。

48時間に入金がないとレートが変わってしまうので、Wiseアカウントへの入金は早めにしましょう。

2.入金方法によって手数料が変わる

Wiseアカウントへの入金方法は、国によって変わりますが3つ~4つの方法があります。

どの方法を選ぶかによって、手数料が異なるのでよく確認してくださいね!

【主な入金方法】
●銀行振込
●デビットカード
●クレジットカード
●その他
など

上記の中だと、クレジットカードは高めになっているので注意しましょう。

3.送金限度額がある

Wiseでは、1回あたりに送金できる限度額が決まっているのですが、国や送金方法によって金額が異なります。

送金回数の制限も、国や送金方法によって変わるので注意しましょう。

以下はあくまで参考として、高額な送金をする場合は事前に公式サイトでチェックすることをおすすめします。

【参考】
●日本:100万円
●オーストラリア:1,500,000AUD
●イギリス:5,000,000GBP
●アメリカ:1,000,000USD
┗アカウント住所や送金方法によって異なる

●カナダ:電信送金の場合:最大1,500,000CAD
┗送金方法で異なる

参考:日本から送金は可能でも、日本への送金ができない国もある

ワーホリの場合は、あまり気にしなくても良いと思いますが、豆知識として紹介します。

Wiseの海外送金サービスは、各国の許可と法律に基づいて運営されています。

中には、日本からの海外送金はできても、逆に日本への送金ができないケースもあります。

よく口コミで見かけるのはタイ。

もし、『希望する送金元』や『送金先の国』がタブの中になければ対応していない可能性があります。

その場合は、公式サイトで確認しましょう。

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Wiseの海外送金|受け取りまでの手順を解説

今回は、私がオーストラリアから、日本にWiseを使って海外送金した時の画像を使いながら紹介していきます。

英語で表示されていたり、国や通貨によって一部変わりますが、基本的には同じなので参考にしてください。

日本から海外への送金手続きを画像付きで見たい方は、公式サイトの【こちらのページ】もおすすめです。

アカウント開設後は、以下のようなステップで海外送金をしていきます。

【ステップ】
1.アプリを開く
2.送金元の国・受取先の国・金額を入力
3.送金元の口座情報を入力
4.相手送金先の口座情報を入力する
5.本人確認(初回の送金のみ)
6.Wise口座への入金方法を選択
7.Wiseに入金する
8.着金・受け取り

Wiseアカウントの登録・開設がまだの人は、以下の別記事も参考にしてください!

1.アプリを開く

スマホアプリをダウンロードしていない場合は、まずはダウンロードしましょう。

毎回ウェブからログインするよりも簡単です!

2.送金元の国・受取先の国・金額を入力

受け取りたい国を選択すると、現在のレートと受取額が表示されます。

表示されているレートで良ければ、『送金手続きへ』や『send money』で次に進みます。

wise

出典:wise

※『他社サービスと比較』や『Price comparison』をタップ/クリックすると、他社のレートが確認でききます。

こんな感じでレートの比較ができます。

wise

出典:wise

3.送金元の口座情報を入力

個人口座で送金するのか?法人口座で送金するのか?選び、口座情報を入力します。

●口座名義
●生年月日
●連絡先
●住所
など

4.相手送金先の口座情報を入力する

誰に送金するのかを選びます。今回は自分の口座なので、Myselfを選びます。

wise

出典:wise

以下の通りに、受取口座の情報を入力します。

wise

出典:wise

5.本人確認(初回の送金のみ)

初回のみ本人確認がここで入ります。

【準備するもの】
スマホのカメラと、以下のいずれか。

●顔写真付きの身分証明書
┗マイナンバーカード
┗日本の運転免許証
┗パスポート
┗在留カード
など

●マイナンバーが確認できるもの
┗マイナンバーカード
┗マイナンバー通知カード
┗6か月以内に発行されたマイナンバー記載の住民票

マイナンバーカードがあれば簡単です!

海外在住の場合

海外から登録する場合は、マイナンバーカードなしでも登録可能です◎

●パスポートなどの身分証明書
●海外の現住所が分かるもの

┗運転免許証
┗銀行やクレジットカードの明細書
┗電気ガスなどの公共料金の請求書
┗税金の通知書
┗車両検査証
┗金融機関や政府機関発行の書類
など

6.Wise口座への入金方法を選択

送金の詳細を確認したら、Wise口座への入金方法を選択します。

入金方法によって手数料が異なりますが、それぞれ金額が書いてあるので好きな方法を選びましょう。

wise

出典:wise

私は1番安い銀行振込にしました。

7.Wiseに入金する

Wiseの指定口座と会員番号などの情報が表示されます。

会員番号は、振込時に振込名義人の欄に入力する必要があります。

入金が完了したら、下にある『I’ve made my bank transfer』や『振込を行いました』をタップします。

8.着金・受け取り

初回の海外送金だと3日ほどかかりますが、2回目以降はもう少し早くなります。

私の場合、送金完了予定日がずっとextendになっていたので、お問い合わせしたら迅速かつ丁寧に対応してくれました。

どうやら入金を忘れていたみたいでした。恥ずかしい。

おかしいなと思ったらすぐにお問い合わせしましょう。

まとめ

Wiseは、ワーホリにおすすめの海外送金や海外決済サービスです!

ワーホリ時以外にも、その後の海外旅行や海外に定住することになったときにも便利です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人
ぱーま

カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの3ヶ国でワーホリを経験。カナダへ渡航して1ヶ月で膝の靭帯断裂したことから、海外旅行保険にはうるさい。

帰国後も知人を通じて、ワーホリに関する情報を聞かれることから、ワーホリや海外で役立つ情報を発信中。

記事を読んだ方が『思いきり楽しい時間を過ごせること』『安心して素敵な時間を迎えられること』を目的にサイトを運営しています。

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