「オーストラリアのメディケア税の免除ってどうしたらいいの?」「メディケア税免除証明書の取得方法は?」などの情報を探していませんか?
このページでは、私がメディケア税免証明書を申請した時の流れや手順はもちろん、手続きをすることがおすすめの理由なども紹介しています。
●メディケア税を免除を申請するメリット
●メディケア税の免除申請時の注意点
●メディケア税の免除申請方法と流れ
これを読めばきっとタックスリターンの節税対策にもなり、還付金も増えるはず!
稼ぎすぎて困った当時の私の経験があなたにとって役立つ情報になったら幸いです!ぜひ、参考にしてください!
オーストラリアのメディケアとは?
メディケア(Medicare)とは、オーストラリアの国民健康保険みたいなもので、公立の病院は無料になります。
メディケアに加入できるのは、
●市民権がある人
●永住権がある人
●イギリス、オランダ、スウェーデンなど特定の国から来て滞在している人
●ニュージーランドの市民権がある人
など
ワーホリビザや学生ビザの人は加入できないので、海外保険に加入するのが一般的です。
オーストラリア│メディケア税を免除を申請するメリット
メディケア税を免除を申請するメリットは、シンプルに納税額が少なくなるから。
実は、メディケア税は、加入できないワーホリビザや学生ビザの人も、特別な手続きをしない限り、メディケア税の支払い対象になってしまうんです。
なので、個人的には、メディケアに加入していない人全員に手続きをおすすめします。
ただし、免除してもらうためには、以下の2つが必要です。
①タックスリターンで『Medicare levy Exemptionc ategories』(メディケア税免除の対象)にYESと回答し、
②取得した『Medicare levy Exemption certificate』(通称:MLEC)を添付すること。
その際、注意点もあるので確認しておきましょう。
オーストラリア│メディケア税の免除申請時の注意点
メディケア税免除証明書(MLEC)は、申請後に自宅に郵送されてきます。期間は1ヶ月~6週間ほど。
そこで注意したいのが、タックスリターンの期限!(7月1日~10月31日まで)
もちろん、7月など早ければ早い方が安心ですが、遅くても9月中人にはメディケア税免除の申請を完了したいところ。
発行してもらう書類もあるので9月初めまでには行動開始できた方がいいと思います。
では、申請の手順と方法を紹介しています。
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オーストラリア│メディケア税の免除申請方法と流れ
まず、申請から手続き完了までの流れが以下の4ステップです。
1.申請フォームを記入する
2.JPスタンプを取得する
3.申請書・その他書類を提出する
4.タックスリターンの手続きをする
順番に確認していきましょう!
1.申請フォームを記入する
申請フォームは、ATOのホームページからダウンロードします。
【申請フォームはこちら】
そのままページを開いてもらうと分かりますが、そのままパソコンでの入力も可能です◎
1ページ目は、提出する書類や注意事項などが書いてあるので、記入するのは2ページ目からです。
※1ページ目については後で確認します
記入方法
2022年の申請フォームで見本を作成してあります。
まずは個人情報を入力していきますが、郵送先住所に証明書が送られてくるので間違えないように注意してくださいね。
以下、画像の通り記入していけば大丈夫です!
最後にサインと日付も忘れずに記入しましょう。
こんな感じで書いていきます。
2.JPスタンプの取得
メディケアの申請フォームと一緒に提出するものが2つあります。
※セカンドビザの人はファーストビザとセカンドビザ両方
●パスポートの顔写真のページ+スタンプを押してあるページ全て(空白ページ以外全て)をJPスタンプつき
まずは、ビザとパスポートをコピーを用意しましょう。
パスポートのコピーに必要な『JPスタンプ』とは、Justice of the Peace stampの略で『Justice of the Peace』という資格のある人に、情報が正しいことを証明してもらうサインのことを指します。
今回の場合は、パスポートが正式な発行元によるもので、提出するコピーが原本と間違いがないことの証明に、JPスタンプをつけてもらってね!ということです。
要するに、コピーが本物かどうかの確認です。
これが申請フォームの1枚目に書いてある『Certified Copies』のこと。
では、JPスタンプはどこでもらえるのか?取得方法を確認します。
JPスタンプの取得方法
大きいショッピングセンターや裁判所、警察署に行けば、大体対応してくれます。
私は近くの裁判所に行き、「I would like to get JP stamp」と言うと、小部屋に案内されました。
私は顔写真のページしかコピーしていなかったので、JPの人が必要なページを全部コピーしてハンコをもらえました。
Justice of the peaceの資格がある人達について、もう少し詳しくいうと、
●弁護士
●開業医
●薬剤師
●警察官
などが当てはまります。
各州ごとに以下から検索もできるので、こちらも参考にどうぞ。
⇒QLD
⇒NSW
⇒VIC
⇒WA
3.申請書・その他書類を提出する
これらの書類がそろったらメールか郵送で提出するか、mygovにアップロードします。
提出するのは以下の3つ。
●メディケア税免除の申請書
●ビザのコピー
●パスポートのコピー(JPスタンプ付き)
私は郵便で送りましたが、ATOのホームページを見るとメールが推奨されています。
MES@humanservices.gov.au
【郵送先】
Services Australia
Medicare Entitlement Statement Unit
GPO Box 9822
ADELAIDE SA 5001
4.メディケア税免除証明書(MLEC)が届いたらタックスリターンの手続きをする
1ヶ月~6週間ほどで、メディケア税免除証明書(MLEC)が届きます。
証明書が届いたらmygovにログインして、タックスリターンの申請をしましょう。
途中まで終えている人は、続きを入力してlodgeしてください。
タックスリターンの申請方法については、こちらの記事を参考にしてくださいね!
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まとめ
タックスリターンの節税対策で必要な『メディケア税免除証明書』について、紹介してきましたがいかがですか?
知らない言葉もあったり、手間がかかるように感じるかもしれませんが、できるだけ手続きすることをおすすめします。
節税対策だけでなく、経験として意外と思い出になったりしますし!
最後まで、お付き合いいただき、ありがとうございました。