「ワーホリに行きたいんだけど、カナダとオーストラリアを比較したらどう違う?おすすめは?」
「カナダとオーストラリアなら稼げるのはどっち?」
ワーホリの国選びで、カナダとオーストラリアで迷う人も多いですよね。私も悩んだ一人です。
カナダとオーストラリアどっちのワーホリも経験した結果、好みや目的によっておすすめの国は変わります。
このページでは、カナダ・オーストラリア・ニュージーランドのワーホリ経験がある私が、以下の内容を解説しています。
●ワーホリ|カナダとオーストラリア違いを比較
●カナダとオーストラリア、どっちに行くか決まらない場合
最後まで読めば、あなたがワーホリで行きたいのはどっちかがわかるので、ぜひ参考にしてください。
ワーホリ|カナダとオーストラリアそれぞれおすすめの人
カナダとオーストラリアもワーホリで人気の渡航先なので、迷っちゃいますよね!
結論、どっちの方がおすすめ!というのは、ありません。目的や好みによって、どっちがおすすめかが変わります。
カナダとオーストラリア両方行った人でも、『カナダ派』『オーストラリア派』に分かれます。
そんな彼らにそれぞれの好きなところを聞くと、カナダ派は必ずと言っていいほど、カナダ人の親切な国民性や多様性を認め合う文化など、人との関係性の在り方に魅力を感じているようでした。
オーストラリア派は、海やリラックスした雰囲気・旅行のしやすさなど、ライフスタイルを重視しているようでした。
さらに、私自身の経験も交えると、カナダとオーストラリアのワーホリでそれぞれおすすめの人は、以下の通りです。
●英語をしっかり学びたい
●カナダの国民性・文化に魅力を感じる
●アメリカも訪れたい
●ウィンタースポーツが好き
●オーロラを見たい
【オーストラリアがおすすめの人】
●たくさん旅行がしたい
●サーフィンや海が好き
●リラックスした雰囲気が好き
●貯金もしたい
カナダとオーストラリアでどんなワーホリ生活ができるのか?
それぞれ分けて簡単に紹介していきます。
カナダのワーホリ生活
カナダのワーホリは、オーストラリアに比べると遊びの要素より、『英語学ぶこと』や『より専門的な内容を英語で勉強する』という目的に来る人が多かったです。
中には、オーストラリアだと英語の勉強しないで海で遊んじゃうからカナダにしたという人もいました。
私の場合は、バンクーバーで最初の半年は語学学校に通いました。周りを見ても半年の就学期間は長くもなく普通位でした。
卒業後は、「オーロラを飽きるまで見たい」とイエローナイフで働いたり、「旅行に行って気に入った」とバンフに引っ越したり、「ワイナリーで働きたい」とケロウナでファームステイする人もいました。
(ちなみに、オーストラリアで稼げると有名なチェリーファームでの仕事は、カナダでも稼げるそうですよ)
さらに別の学校に行く人もいましたが、そのまま仕事にフォーカスする人が1番多かったです。ただ、1ヵ所の滞在が長いことで飽きる人もいました。
また、家と仕事の往復がメインになるので「なんで海外に来てまで日本でもできるような生活をしてるんだろう…」という気持ちになる人もいたので、現地のコミュニティに入って趣味をしたり、仕事以外でも楽しめるものを見つけることをおすすめします。
オーストラリアのワーホリ生活
オーストラリアは、語学学校に通う場合でも、2~3ヶ月の短期間が多かったり、語学学校に行かない人も結構いて、楽しむことや旅行を目的にする人が多いように感じました。
オーストラリアのワーホリは、ジェットスターで国内を安く移動できたり、ワーホリビザの延長に必要なファームジョブのために中古車を買う人も多く、都市の移動がしやすい特徴があります。そのため、カナダと比べると旅行の要素が強めです。
私もオーストラリアでは、3ヶ月おき位に移動して、車で色んな所に遊びに行きました。そのため刺激も多く、全然飽きませんでした。
また、オーストラリアは賃金が高いのでお金を貯める目的で来る人もいましたが、家賃も高くなるので仕事がないと生活が苦しくなるので、資金は多めに準備することをおすすめします。
それでは、カナダとオーストラリアを項目別に比較していきましょう。
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ワーホリ|カナダとオーストラリア違いを比較
カナダとオーストラリアのワーホリについて、以下の6つの項目を比較していきます。
1.国の特徴
2.ワーホリビザ
3.英語
4.学校
5.物価・生活費
6.仕事
早速、上から順にチェックしていきましょう。
1.国の特徴
まずは、それぞれの国の特徴から。
●治安
●天候
●時差
上記の4つに分けてみていきます。
国民性・人の優しさ
カナダは、誰にでも親切で、フレンドリーな国民性です。
多民族国家ということもあって見た目でネイティブ・外国人を区別しなかったり、LGBTQ+フレンドリーで日本よりも同性カップルを目にする機会が多く、人種差別が本当に少ないことを感じました。国全体で色んな人を尊重していることが伝わってきます。
また、私がケガで松葉杖で歩いていると、必ずと言っていいほど声をかけてくれたり、助けてくれました。それと、オーストラリアと比べると信号の点滅も長く、誰でもゆっくり歩けるようになっている点もありがたかったです。
一方、オーストラリアは、陽気で大らかな国民性です。マイペースな印象もあります。
日本ではあまり考えられないですが、昼休憩にビール1杯飲んで仕事に戻ったり、1杯だけなら車を運転してもOKとされています。(ただし、血中アルコール濃度が0.05%以下であること)
その反面、『罰金大国』と言われるほど違反には厳しい面もあり、少しでも違反すると罰金が請求されます。しかも週末・祝日・時間帯によっては、金額が2倍になります。
治安
治安は、それぞれ国の中でも地域によって差があるので一概に言えません。
私の経験で言うと、どっちも悪くはないけど、注意すべきパターンは同じかなと思います。
私は実際に被害にあったことはありませんが、家探しなどで詐欺にあうという話は、どちらにもありますし、電車やバス・街中で様子がおかしい人に遭遇することは、どちらもありました。
気候
カナダは、だいたい日本と同じ季節ですが、気温は地域によって差があります。
●バンクーバーの冬は、東京並みの寒さ。
●トロントの冬は、マイナスが基本。体感-30℃になることもある。
一方、オーストラリアは南半球なので、日本とは季節が逆になります。クリスマスシーズンは夏なので、サーフィンする波乗りサンタさんをあちこちで見ます。
ただ、詳しい気候は、地域によってだいぶ異なります。
●ケアンズ:4月~11月は乾季、11月~3月は雨期。
●ゴールドコースト:6月~8月の冬でも10℃以下になることは少なく、年間通して過ごしやすい。
●タスマニア島:夏でも夜は寒く、条件がそろえばオーロラが出現することもある。
時差
日本との時差が大きいのは、カナダです。
オーストラリアはあまり変わりませんが、カナダはほぼ逆になります。
※サマータイムは-16時間
●シドニー:+1時間
※サマータイムは+2時間
2.ワーホリビザ
ワーホリビザの取りやすさは、オーストラリアが断トツです!
私の場合は、オーストラリアのワーホリビザ申請から下りるまで30分くらいでしたが、友人のビザは申請とほぼ同時に下りました。
一方カナダは、抽選が必要です。当選確率は高いとされているものの、結果がわかるまでは大体1ヶ月ほどかかります。
また、5年以内に6ヶ月以上滞在した国があると、『無犯罪証明書』の提出が必要になります。
オーストラリアはビザの延長が可能!
オーストラリアは、『セカンドビザ』『サードビザ』という、ワーホリを延長できるビザがあります。
⇒1年目に88日間(3ヶ月)以上、政府指定の労働先で働くこと
●サードビザ
⇒2年目に179日間(6ヶ月)以上、政府指定の労働先で働くこと
労働先は、よく言う『ファームジョブ(農場)』のほか、一部エリアではホスピタリティや観光業なども対象です。
ちなみに、セカンド・サードを申請する際の年齢も、30歳までになります。
3.英語
カナダはアメリカ英語、オーストラリアはイギリス英語がベースという違いがあります。
「耳なじみのあるカナダの方が聞き取りやすい」という人もいますが、「わからなぎて関係ない」という意見もあります。
語学学校に行く前提なら、カナダの方が分かりやすいかもしれません。ただ、街中では、色んなアクセントの英語に触れる機会が多いことも覚えておきましょう。
4.学校
カナダとオーストラリアのワーホリは、就学期間に違いがあります。
●カナダ:最長6ヶ月
●オーストラリア:最長4ヶ月
ワーホリで最大限働きたい人は、2ヶ国留学をしたり、学生ビザ+ワーホリビザにする人もいます。
ただ、学生ビザを申請するためには、カナダでは6ヶ月以上、オーストラリアでは3ヶ月以上学校に通うという条件があるので注意してくださいね!
5.物価・生活費
結論からいうと、個人的には、カナダの方が高いイメージがあります。
それでは、現地での物価・生活費をそれぞれ比較していきます。
●食費・スーパー
上記の項目に分けてみていきましょう。
家賃
家賃の相場は、年々変わってきているので、以下はあくまで2023年前後の相場として参考にしてくださいね。
2023年 相場 | 一人部屋 | 二人部屋 ※一人あたりの料金 |
|
---|---|---|---|
カナダ | 1ヶ月あたり | $700~ $1,200CAD/月 | $300~ $600CAD/月 |
オーストラリア | 1週間あたり | $200~ $500AUD/週 | $180~ $250AUD/週 |
1ヶ月あたり | $800~ $2,000AUD/月 | $700~ $1,000AUD/月 |
カナダは、大体1ヶ月単位で家賃を表すことが多いですが、オーストラリアは週単位であらわすことが多いです。(今回は比較しやすいように、オーストラリアも月単位の家賃を試算しています)
オーストラリアは、シティだとカナダの2倍弱の高めの家賃も目にします。無職だとかなりつらいですが、仕事があれば時給も高いので生活には問題ありません。
ちなみに、私が家探しをした時は、カナダもオーストラリアも「日本人はきれいに使ってくれる」という理由から日本人を好む人もいて、安くしてくれることがありましたよ。
食費・スーパー
日本の感覚で考えると、外食はどっちも高いです。
価格設定は違うものの、オーストラリアはも元々の価格設定が高めで、カナダはチップで高くなるので、日本円にすると大体同じくらいのような気がします。
そのため、収入とのバランスを考えると、意外とオーストラリアがお得になります。(収入についてはこのあと紹介します)
●カナダ:$15CAD~
●オーストラリア:$20AUD~
【ディナーの料金の目安】
●カナダ:$40CAD~
●オーストラリア:$40AUD~
ただ、個人的にはスーパーマーケットはカナダの方が好きでした。
ベーグルなどパンの種類がオーストラリアよりも好みだったり、大きなアジアンスーパーもあって日本に近い食材も手に入れやすかったり、食事の面での住みやすさはカナダが良かったと思います。
6.仕事
多くの人が気になるワーホリの仕事については、以下の2つの項目に分けて見ていきたいと思います。
●収入|どっちが稼げる?
職場環境|どんな仕事に就く?
どんな仕事に就いていたか?私がワーホリに行ったときは、以下のようなケースがありました。
●街中の仕事に就く人が多い
(ローカルレストラン・バー・カフェ・マッサージ・アパレルなど)
●ファームに行く人は少数
●専門職
(歯科技工士・美容師・web系)
●ファームだけの人も多い
●ファームに行かない人もいる
●セカンド・サードビザのためにファーム行って、街中の仕事に戻る人もいる
●専門職
(美容師・看護師・介護士)
収入|どっちが稼げる?
では、どっちが稼げるのか?
結論からいうと、私の場合、収入・貯金が多かったのはオーストラリアです。
時給は年々上がっているのであくまで参考程度でお願いしたいのですが、私のカナダとオーストラリアの大体の収入と貯金は、以下の通りです。
収入/月 | 貯金/月 | |
---|---|---|
カナダ (2015年) | 約$2,000~ $2,500CAD | $1,000CAD |
オーストラリア (2018年) | 約3,600~ $4,000AUD | $2,000AUD |
オーストラリアは元々の時給が高いので、仕事さえ見つかれば誰でも稼げると思います。ただ仕事が見つからないときのダメージは大きいです。
一方、カナダの場合は、頑張ったらたくさん稼げるような印象でした。友人や知り合いの中には、キッチンハンドでも月40万円位稼ぐ人もいましたし、マッサージ(健全なやつ)で月40~50万円ほどの人もいました。
最低賃金の比較
では、最低賃金も確認をしましょう。
カナダ (BC州) | オーストラリア | ||
---|---|---|---|
年 | 時給(CAD) | 時給(AUD) | 週給38時間 (AUD) |
2023 | $16.75 | $23.23 | $882.80 |
2022 | $15.65 | $21.38 | $812.44 |
2021 | $15.20 | $20.33 | $772.60 |
2020 | $14.60 | $19.84 | $753.80 |
2019 | $13.85 | $19.49 | $740.80 |
2018 | $12.65 | $18.93 | $719.20 |
時給は、世界的に見ても高いオーストラリアの圧勝です!
一般的にローカルの企業レストランの時給が高いとされていますが、私の友人が働く日本人経営のラーメン屋さんでも$25~。
ただ、カナダはチップ収入がすごいんです。サーバー(ウェイトレス)だと、1ヶ月分の生活費をまかえなる位チップをもらって、時給で得た収入はまるまる貯金する人もいました。
キッチンハンドの場合は、サーバーより時給が少し高いものの、もらえるチップはサーバーの方が多いのが一般的。
英語に自信がない人はキッチンハンドを希望する人が多いですが、接客が得意な人はぜひサーバーがおすすめ!
接客以外に稼げる方法はないの?という人は、ファームジョブを探してみてください。詳しいファーム情報はないのですが、「チリ人の友達がチェリーピッキング稼げるよ!」と言っていました。
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まとめ
カナダもオーストラリアもワーホリにおすすめの国です!
個人的には、旅行を楽しみながら海外生活をしたいなら『オーストラリア』、英語を学んだり多様性を感じながら海外生活をしたいなら『カナダ』をおすすめします。
ただ、どっちを選んでもそれぞれの良さを感じたり、素晴らしい経験になることは間違いありません。
ワーホリの1ヶ国目は特に「英語ができなくて悔しい」「仕事が見つからない」など苦労もします。そんな時に、心の支えになること、気分転換ができるものがあるのはどっちかな?と考えるのも良いかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。あなたのワーホリへの挑戦を応援しています。