ワーホリはやめた方がいい?後悔するワーホリの闇と対策を口コミから検証

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ワーホリ・留学

「ワーホリを調べようとすると『やめた方がいい』て出てくるけど、その理由は?」

「ワーホリに行くって言ったら『やめとけ』って言われたんだけど、行ったら後悔する?」

そんな不安や悩みはありませんか?

自身の経験と口コミを検証した結果、ワーホリに行くことはおすすめです!

ただし、ワーホリに行くにあたって、注意すべき点もいくつかあります。

このページでは、ワーホリをやめた方がいいと言われる理由や注意点と、私がワーホリをおすすめする理由を経験者の口コミを交えて解説していきます。

ぜひ参考にしてください。

ワーホリのメリットと私がおすすめする4つの理由

結論、ワーホリはおすすめです!

ここでワーホリのメリットとおすすめの理由を確認していきましょう。

ワーホリのメリット

そもそもワーキングホリデー(ワーホリ)とは、18歳~30歳までの青年の国際交流や休暇を目的にした制度。

通常の観光や留学と比べると自由度が高いことが特徴で、『遊ぶ』『学ぶ』『働く』が可能な良いとこ取りが大きな魅力です。

【ワーホリのメリット】
●通常の観光よりも、長期の海外旅行が可能
●現地で働いて資金を稼ぐことができる
 ※通常の観光ビザは、現地で働くことはできない
●学校に通うことも可能
 ※留学は決まった労働時間しか働けない

ただ観光するだけなら観光ビザで十分ですが、現地で働く選択ができる。しかも、学生ビザと違って、労働時間の制限がないのは、ワーホリビザならではのメリットでしょう。

最近はノマドワーカーも増えてきていますが、これからノマドワーカーを目指そうとする場合、安定するまで時間がかかるのが一般的。

現地の物価に合わせてお給料をもらえるワーホリビザの方が、手っ取り早く、シンプルに簡単ですよね。

ワーホリ基本情報
申請対象18歳~30歳
※ビザが発行後、1年以内に入国すればOK
期間1年~3年
※国によって異なる
対象国29ヶ国
オーストラリア・カナダ・
ニュージーランド・イギリス・
ドイツ・フランス・イタリア・
アイルランド・デンマーク・
ノルウェー・スウェーデン・
フィンランド・ポーランド・
ポルトガル・スロバキア・
オーストリア・スペイン・
チェコ・アルゼンチン・
チリ・アイスランド・
リトアニア・ラトビア・
香港・台湾・韓国
できること旅行
暮らす
就労
就学

基本的には、30歳までが申請の対象とされていますが、一部の国では25歳以下など年齢が引き下げられていたり、人数に制限があることもあります。

詳しくはそれぞれの国をチェックしてみてくださいね!

私がおすすめする4つの理由

もしも、あなたがワーホリに興味があるなら、私は挑戦することをおすすめします!

その理由は、以下の4つです。

1.人生変わった人・ターニングポイントになったという人も多い
2.視野が広がったり、新たな価値観が身につく
3.新たな出会い・友達ができる
4.ワーホリに行けば良かったと後悔する人も多い

それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。

1.人生変わった人・ターニングポイントになったという人も多い

私の場合は、ワーホリで1番辛かった出来事が、私の人生を大きく変えるターニングポイントでした。

初めてワーホリしたカナダでは、渡航からわずか1ヶ月で膝の靭帯を断裂してしまい、手術や療養で家での療養を余儀なくされ、せっかくのワーホリなのに語学学校も休学して、仕事探しもできず、お金はどんどん減っていく…。

「ワーホリライフ終わったな…何しに来たんだろう」と、どん底に感じる日々でした。

自宅でも収入を得たり、観光ビザで滞在を伸ばしても生活できるようにと始めたウェブサイトやライター業が、8年経つ今でも生活の一部になるとは思いませんでした。そのおかげで場所に縛られずに住みたい場所を選んだり、自分の決めたタイミングに海外にも長期滞在で行けるようになりました。

また、周りの友人や口コミを見ていても人生に大きな影響を与えたという人が多いです。国が変われば、常識や習慣・感覚も違うので、人生に影響を与えるのは当然かもしれませんね。

 
実際に現地で経験することは、夢見るワーホリの憧れや楽しい生活とは、全然違うことももちろんあります!

それでも、その時の自分の本心や後悔しない方法を選ぶ勇気が、個人的には大切だと思います。

ぜひ、楽しんでください。

2.視野が広がったり、新たな価値観が身につく

ワーホリをした人の口コミを見ると、「成長できた」という人が本当に多いです!

今まで育ってきた日本の文化や習慣とは全く違う世界で生活するので、視野が広がったり、新たな価値観が身につきます。

また、「日本が前よりも好きになった」という人も多くいます。私自身もその一人です。

海外に出ると日本との違いを肌で感じるため、より深く日本の文化を理解できるようになります。

3.新たな出会い・友達ができる

ワーホリでは、新しい出会いや友達もたくさんできます。

よくある話ですが、現地での出会いをきっかけにパートナーができたり、結婚する人も多いです。

 
出会いは、職場や学校・家だけでなく、友達の紹介や参加したパーティーなどで、友達の輪が広がることも多いです。

また、旧友とバッタリ再会するケースも意外とあります。

私の場合は、中学校のときの友達が正面から歩いてきたり、滞在していたバックパッカーズに友達のお兄ちゃんがいたり、職場に部活で対戦したライバル校の人がいたこともありました。

当時はそんなに話したことない知り合いでも、ワーホリのタイミングで仲良くなったりすることもあるので、貴重なチャンスになるかもしれません。

4.ワーホリに行けば良かったと後悔する人も多い

ワーホリに関する口コミを見ていると、「ワーホリに行っておけば良かった」と後悔する人も多くいます。

「ワーホリに行きたい」という思いがあるのなら、ぜひ挑戦することをおすすめします。

ワーホリの闇とやめた方がいいと言われる理由と後悔の要因

ではなぜ、ワーホリがやめた方がいいと言われるのか?主な理由とは2つあります。

1.ワーホリの闇
2.帰国後の就職・転職への影響

これらが「ワーホリに行ったら後悔するよ!」と言われる要因です。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.ワーホリの闇

『ワーホリの闇』とは、簡単に言うと、キラキラとしたワーホリ生活のイメージとは逆の苦労やネガティブなことを指します。

具体的には、

●英語が伸びない
●家が見つからない
●仕事が見つからない
●職場環境が悪い
●物価が高い・お金がヤバイ
●人間関係のトラブル
●ワーホリを狙った犯罪
など

こういったワーホリの闇を経験した人が、知恵袋やXで後悔の口コミを投稿していることがあります。

そして、注意喚起として「今ワーホリのタイミングとして良くないよ」「安易な気持ちでワーホリ行くのはやめた方がいいよ」と言っていることもあります。

後ほど、実際のところどうなのか?詳しく紹介します。

2.帰国後の就職・転職への影響

2つ目の理由は、ワーホリ帰国後に就職・転職できないかもしれないというリスクです。

・ワーホリ期間が空白(ブランク)になってしまう
・遊んでいたと思われる

ということから、心配する友人や家族など、周りの人にワーホリをやめた方がいいと言われたという人も結構います。

ただ、ほとんどが推測でしょう。このあとワーホリ経験者の帰国後の就活に関する声を確認していきます。

実際はどうなのか?ワーホリ経験者の口コミの検証と対策

ワーホリをやめた方がいいと言われる理由やワーホリの闇について、実際どうなのか?というところを口コミから見ていきましょう。

1.ワーホリ後の就職・転職の状況は?
2.英語力が伸びない?
3.仕事が見つからない?
4.家が見つからない?
5.物価の高さ・生活費がヤバイ?
6. ワーホリを狙った犯罪・差別はあるの?

上記の順に確認していきます。

1.ワーホリ後の就職・転職の状況は?

結論から言うと、「ワーホリ後の就活に苦戦している」という口コミがあるのも事実ですが、「仕事が決まった」という口コミの方がたくさんありました!

【仕事の例】
・留学エージェント
・空港
・外国人講師の人材派遣
・看護師
・ヨガインストラクター
・web系
・カフェ(日本で自営業)
・歯科技工士(現地)
・日本食(現地)
・パティシエ(現地)
などなど

個人的には、出発前に帰国後の仕事をどうするのか?に悩む必要はないと思います。

日本で持っていた資格や技術を活かした人もいますが、そうでない人もたくさんいるからです。

私の場合は、ワーホリ中の出来事がきっかけで個人事業主になりましたが、資格を活かしたわけでもないし、最初から狙っていたわけではありません。

ワーホリ後の就職・転職に関する口コミ

日本では、1つの会社で定年まで働き続けるという考え方が強く、転職が何回もあるとネガティブに捉えられる側面があります。そのため、キャリアにブランクがあると大丈夫かな?と周りが不安になるのも仕方ないかもしれません。

ですが、実際には以下の口コミのように就職先が見つかって、これからワーホリに行く人へエールを送っている人が多くいました。

 
私の友人たちは、ワーホリ前の仕事と同じ業界に戻る人もいれば、全く新しい業界に就職した人、起業した人、そのまま現地のワークビザまたは、結婚で残っている人などがいます。

対策:就職サポートがある留学エージェントの利用もおすすめ!

どうしても帰国後の仕事への不安が抑えきれない!親を安心させたい!という人は、帰国後の就職サポートのある留学エージェントをおすすめします!

その中でもおすすめなのは、『留学情報館』です。

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親の反対はどうする?

親にワーホリに反対された人たちはどうしたのか?口コミを調査したところ、主に2つのタイプがいました。

●反対を押し切って準備を進める
●プレゼンや話し合いで説得する

出国前の最後に応援してくれたという人もいますが、最後まで反対された人もいます。最後まで説得できなかったケースでも、今は和解して仲良くしているという人もいました。

 
親の理解や応援を得られないのは辛いことですが、海外は日本よりも治安が悪いので親が心配するのも当然です。反対したとしても、愛情の裏返しということは覚えておきましょう。

もしも、親が海外のことをあまり知らないのであれば、ワーホリの話や行きたい国の情報をあなたが楽しそうにしながら、共有してあげるのも良いかもしれませんね。

2.英語力が伸びない・成長しない?

結論を言うと、ワーホリから帰国するときの英語力は、人によって大きく異なります。

私の場合は、初めてのワーホリでカナダから帰ってきたときは、日常英会話は大丈夫かなってくらい。

海外の病院は、医療通訳さんなしでもOK!でも、なにかを英語で電話の問合せのをするのは少し不安...という感じでした。

実際のワーホリ生活中は、英語の成長に悔しい思いをしたり、涙を流す人もたくさんいます。

では、英語力を伸ばすためにできる対策も確認しておきましょう。

対策①:語学学校に通う

王道ですが、語学学校に通うことも英語力を養う1つの対策です。

英語力に関して、私が語学学校に通って良かったと思う点は、以下の3つ。

●先生・生徒を含め、他の人が実際に使う英語の使い方・フレーズを学べる
●自分の英語が伝わる・伝わらないを確認したり、修正できる
●色んな国の英語のなまりを経験できる

個人的には、どんなシチュエーションでどんな英語が使われるのか?を見て聞いて、マネするということに語学学校が役立ったと思います。

いきなり働いても上記の経験は得られると思いますが、ネイティブの英語に自信がない人には、語学学校の方がハードルが低くて良いのではないかと思います。

ただし、授業をただ受けるだけでなく、自分から積極的に英語を話そうとしているか?分からないときはどうするか?など取り組み方も影響します。

ちなみに、語学学校に通う期間は、「英語が全然話せない!」という人は最低3ヶ月がおすすめ!

私の場合、語学学校に通って3ヶ月位でようやく英語に慣れてきて、仕事を始めた頃から少しずつ話せるようになりました。

英語力に関わらず、積極的に英語でコミュニケーションを取れる人は、語学学校に行かない選択肢や短期間も良いと思います。

対策②:英語環境に身を置いたり、英語をたくさん使うこと

ありきたりですが、とにかく英語をたくさん使うことです!

というのも、英語がすごく伸びていたブラジル人の友達は、とにかくおしゃべりでしたし、留学やワーホリをしたことのない友達でも米軍さんがよく来るバーで働く子は、普通に英語を話しています。

以下の口コミも、英語力を伸ばすには英語に浸ることが大切ということが伝わってきます。

 
ここまでの完全英語環境はキツそう...という方は、週1~2回でも英語環境の趣味や習い事もおすすめです。

私の場合はケガで手術したことで、通院・リハビリをしていたことも英語の勉強になりました。

週2回くらいで1時間弱の英語環境でしたが、向こうも英語を勉強中と分かっているので、「こういう時はこうやって言うんだよ」「これはこの言葉と同じ意味だよ」とか教えてくれます。

それに、毎週会う人・顔見知りの人がいると、元気になりますよね(笑)

また、英語が聞き取りなかったり、伝わらなくても、アクセントが違っても、あまり気にしないことも大事かもしれません。

というのも、オーストラリアの田舎にいた時に、イギリス人の友達がファームのオーナーの英語がオーストラリア訛りが強くて分からないと、私に「何て言ってたか分かった?」と聞いてくることもあったからです。

英語圏の人同士でも分からない時があるみたいなので、自分の英語にも寛容になってコミュニケーションをたくさん取ってくださいね!

3.仕事が見つからない?

仕事が見つかるかどうかは、地域やタイミングによっても変わります。


●ハイシーズン > ローシーズン
┗職種によって、繁忙期は変わります。

●ダウンタウンやシティ > 少し郊外
┗語学学校が多い都市部だと、競争率が激しいことも。

自身の経験や口コミでも、見つからないときは見つからないのに、あっさりすぐ見つかるケースも結構あります。

諦めずに探し続けて見つかることもありますし、友達とご飯を食べに行ったカフェで「求人出してるんだけど仕事探してない?」と聞かれたこともあります。

では、仕事探しのコツや対策も確認しておきましょう。

対策①:貯金を多めに用意しておく

まずは、数ヶ月分の生活費は用意しておくと安心です。

ワーホリではよくあることですが、仕事探しで苦戦することもありますが、急に仕事をクビになってしまうことがあるのも事実です。

理由としては、ワーホリだと働ける期間が決まっているので、他の長く働ける人が見つかればそちらを優先したり、仕事によってはシーズンが終わりだから等々。

そのため、現地で仕事をゲットした後も、貯蓄することを意識しておきましょう。

対策②:柔軟に場所を移動する

仕事がなかなか見つからないときは、以下の2つも効果的です。

●場所・範囲を広げて仕事を探す
●仕事がある場所に移動する

私がオーストラリアでワーホリしていた時は、行きたい土地にどんなファームがあるか?シーズンはいつか?ということをチェックして、まずは求人サイトを確認していました。

もう一つ、私の友達の話をします。

語学学校にも通わず英語がほとんど話せない友達は、最初は求人サイトを使って、オーストラリアのブリスベン(都市部)に絞って仕事探しをしていました。

レジュメを送っても連絡がこないところも多く、少し郊外のサンシャイン・コーストの求人も見てメッセージを送ると、到着して2週間でスーパーのお寿司コーナーとラーメン屋さんの仕事をゲットしていました。

こんな風に仕事に合わせて、場所を柔軟に移動することも視野に入れてみてはいかがでしょうか?

場所を移動できないよ!というケースは、次を参考にしてください。

対策③:友達や知り合いのコネ

「語学学校に通う関係で場所の移動はできないよ!」という場合は、友達や知り合いのコネで仕事を紹介してもらうのもおすすめ。

上記の口コミでもコネが早いとありますが、私がコネをおすすめする理由は以下の3つ。

●仕事先(ボス)が「誰か仕事探している人いない?」と探していることもある
●日本人を雇いたいという仕事先もある
●信頼できる

ワーホリを何人も雇っているところは、ビザの関係で人を探していることも結構あります。

雇用する側もできれば信頼できる人が良いので、「知り合いで誰かいる?」と聞かれることがありました。

雇用主によっては、『まじめに働いてくれる』『仕事がていねい』という理由で日本人が良いという人もいます。

ボスによると、急に仕事に来なくなったり、仕事が雑な人が他の国が多いんだとか...。

仕事探しをするときも、上記の部分をアピールすると良いかもしれませんね!

おまけ:職場環境が悪いケースは?

仕事を見つけたのに、職場環境があまり良くなかったというケースも少なくありません。


●最低賃金よりも安い
●時給が上がるはずの祝日でも変わらない
●なかなかシフトに入れない
●キャッシュジョブ
┗現金手渡しにすることで、税金・年金の支払いをごまかすケースも多い

ネットやお店の貼り紙の求人には、待遇などの詳細は書いておらず、面接して話を聞かないと分からないケースも多くあります。

働き始めてから後悔しないように、以下の口コミのように面接時には必ず詳細を聞くようにしましょう。

【面接で聞くことの例】
●給与
┗時給・歩合・支払方法・支払日・チップ・年金など
※チップ文化がある場合
●週何日働けるか
●服装や支給されるもの

上記の口コミにもありますが、ジャパレスだからと言って必ずしも待遇が悪いとは限らないので注意してくださいね!

4.家が見つからない?

家が見つからないという人も多いのですが、意外とすぐ見つかる人もいます。

 
ちなみに観光シーズンだと、バックパッカーズは料金が上がったり、空きがなくなりやすいので注意しましょう。

家探しのコツもチェックしていきます。

対策:家探しの方法を変える

家探しの方法を変えるというのも1つのポイントです。

例えば、オーストラリアの場合、GumtreeやFlatmatesというサイトで部屋探しで使うことも多いですが、地域によってはFacebookグループの方が物件情報が多いこともあります。

私は、Facebookの住みたい地域の部屋探しグループに加入して、『住みたい地域』『予算』『いつからいつ頃まで住みたいか』などを書いて投稿しつつ、お部屋探しのサイトも併用します。

どんな探し方があるのか?まずは、渡航先の部屋探し情報をチェックしてみてください。

5.物価の高さ・生活費がヤバイ?

どの国も物価の高さに悲鳴の声も多いです。

ただ、時給も高くなっていることが多いので安心してください!

例として、カナダ(BC州)とオーストラリアの最低賃金をまとめてみました。

カナダ
(BC州)
オーストラリア
時給(CAD)時給(AUD)週給38時間
(AUD)
2023$16.75$23.23$882.80
2022$15.65$21.38$812.44
2021$15.20$20.33$772.60
2020$14.60$19.84$753.80
2019$13.85$19.49$740.80
2018$12.65$18.93$719.20

オーストラリアの場合は、時給だけでなく、週38時間の労働にも最低賃金が決められています。

ご覧の通り、時給も年々高くなっているため、現地でのフルタイムの収入があれば基本的には問題なく生活できるはずです。

例として、私がオーストラリアでワーホリした時と、2023年に長期滞在していた時の実際の家賃と最低時給を見てみましょう。

【オーストラリア】
●2018年
┗家賃:$120/週(二人部屋)
┗最低時給:$18.93
┗最低週給:$719.20
※私は大体$800~$1,000位でした

●2023年
┗家賃:$175/週(二人部屋)
┗最低時給:$23.23
┗最低週給:$882.80

カナダ・オーストラリア・ニュージーランドでワーホリしましたが、私は最低時給より少し高いことの方が多かったです。

オーストラリアやカナダは自給自足率が高いからか、スーパーの農産物も安いので自炊すれば食費はあまり高くなりませんでした。なので、仕事探しを頑張りましょう!

その他の国や現地の最新情報については、エージェントに家賃の相場・最低賃金など確認してみください。

6.人間関係のトラブル・ワーホリを狙った犯罪はあるの?

海外に来てまで…?と思うかもしれませんが、人間関係のトラブルもけっこうあります。

中には、日本人同士でのいざこざもよく耳にします。同じ言葉や文化だから分かってくれるだろうと油断すると言葉足らずになって、誤解を招く恐れもあります。相手への伝わり方に注意し、丁寧なコミュニケーションを心掛けましょう。

そして、非常に残念なことですが、ワーホリやアジア人を狙った詐欺・差別があるのも事実です。

では、どのような対策があるのか?も見ていきましょう。

対策:基礎知識で予防!分からないときは相談!

まずは、ワーホリに多いトラブル・被害の例を紹介します。

【被害の例】
●家さがし
●中古車の売買
●車の修理
●仕事の紹介
●タックスリターンの代行
●仕事で入金が必要
など

上記のトラブルを回避するには、基礎知識を身につけること。

例えば、『カナダ 家探し 方法』などのキーワードで検索すると、たくさん情報が出てきます。

家探し・車探しで実際に見に行って「この部屋に住みたい」「この車を買いたい」と決めた場合、デポジットという預り金・保証金というものを相手に渡します。

(家探しの場合は、退去時にデポジットが返金され、車を買う場合は、デポジットを引いた残金を支払うのが一般的です。)

しかし、実際に見に行く問い合わせの時にデポジットを要求されたんだけど…というケースもあります。

前もって相場や料金を払うときの手順などを把握しておくことで、「あれ?これで良いのかな?」など違和感に気づくこともできます。

日本人が加害者になっていることもあるので、注意してくださいね!

また、最近はオンラインの求人で、仕事でタスクを完了させるために、なぜか雇われている側の入金が必要なケースがあるようです。もちろん、こんな仕事は悪質です!絶対に入金しないように!

困ったときや分からないときは、ワーホリのFacebookグループに似た事例がないか?チェックしたり、投稿して相談したり、自分以外の客観的に考えられる人に相談しましょう。

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『ワーホリのリアル』とは、ワーホリ希望者に特化して英会話事業を行う『チアーズメイト株式会社』のワーホリのカウンセリングサービス。

留学エージェントではないのですが、海外に挑戦したことを後悔しながら帰国してしまう人もいるという現状を作り出してしまっている留学業界のしくみを変えたい!という思いから、ワーホリのキラキラした部分ではなく、現地のリアルを伝えるカウンセリングをしています。

「私たちは留学・ワーキングホリデーのエージェントではないので、顧客ファーストで業界のリアルをお話しすることができます」と謳うくらい、本気でお話ししてくれます。


●ワーホリに必要な英語力
●リアルな費用
●現地での家・仕事探し
●日本人が海外でハマる落とし穴
●英語力が高くても仕事が取れない、友達ができない日本人もいる理由は?
●帰国後の就職を成功させるには?
など

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ワーホリでよくある質問

さいごに、ワーホリでよくある質問をまとめました。

●おすすめの留学エージェントは?
●ワーホリの目的は明確にした方がいい?
●費用はどれくらい用意すべき?
●語学学校に行くべき?行かなくてもいい?
●どれくらいの英語力が必要?ゼロでもワーホリに行って大丈夫?

気になる疑問がある人は、ぜひ参考にしてください。

おすすめの留学エージェントは?

私の1番のおすすめは、留学情報館です!

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ワーホリの目的は明確にした方がいい?

個人的には「海外に住んでみたい」とかなど、ざっくりとした目標・目的でもあった方が良いと思います。

理由は、自分に合ったエージェントを選びやすくなるからです。

エージェントは、それぞれ得意分野や考え方が違います。

例えば、現地ですぐに働くことを重視するエージェントでも、渡航前に日本でみっちり英会話レッスンするエージェントもあれば、2ヶ国留学をおすすめするエージェントもあります。中には、語学学校よりも専門学校をおすすめするエージェントもあるかもしれません。

自分がどんなワーホリを経験したいのか?というイメージは持っておくと、そのエージェントのサポートが自分に合っているのかが分かりやすくなります。

費用はどれくらい用意すべき?

ワーホリの費用は、語学学校に行くかどうか、いつから働く予定か、その時のレートなどで変わりますが、私の感覚でいうと以下の通りです。

●語学学校に通う場合
⇒150万円~

●語学学校に行かずにすぐに働き始める場合
⇒50万円~

私がカナダで語学学校に半年行ったときは、トータルで150万円くらい用意しました。(初期費用で100万円、3~4ヶ月滞在費で50万円くらい)

一方、ニュージーランドで語学学校なしでワーホリしたときは、現地での数ヶ月分の滞在費として50万円くらいしか用意しませんでした。

語学学校に行くべき?行かなくてもいい?

ある程度英語に自信がある人、英語ができなくても積極的にコミュニケーションが取れるという人は、語学学校に行かなくてもいいと思いますが、以下のような人は語学学校をおすすめします。

【語学学校に行くことをおすすめする人】
■自力で語学力が身につく気がしない人
■ビジネス英語や資格など、目的がある人
■語学力が心配で、英語でのコミュニケーションに抵抗がある人

どれくらいの英語力が必要?ゼロでもワーホリに行って大丈夫?

個人的には、最低限これくらい、というラインはないと思っています。

海外に住んでみたいとか、海外旅行の延長で気軽に楽しく過ごすことが目的なら、最初から高い英語力は必要ありません。

私がローカルレストランのキッチンで働いていた時に、日本語しかしゃべらない人もいましたが、他の日本人が通訳したり、なぜか日本語でもボスが理解していて問題ない人もいました。

しかし、現地のローカル企業や英語環境で働きたいとか、永住権を目標にしたいのなら、意思疎通ができる英語力まで磨いた方が良いでしょう。

まとめ

ワーホリは、観光ビザや学生ビザと違って遊びや学びだけでなく、フルタイムで働くことができる貴重なチャンスです!

ワーホリの経験がどう活きるか?だったり、帰国後の就職は大丈夫か?不安もあると思いますが、経験者の多くは「行って良かった!」と語り、仕事も見つけています。

逆に「ワーホリに行っておけば良かった」という人もいるので、あなたがワーホリに興味があるなら、ぜひ挑戦してくださいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。ぜひ、他の記事も参考にしてくださいね!

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この記事を書いた人
ぱーま

カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの3ヶ国でワーホリを経験。カナダへ渡航して1ヶ月で膝の靭帯断裂したことから、海外旅行保険にはうるさい。

帰国後も知人を通じて、ワーホリに関する情報を聞かれることから、ワーホリや海外で役立つ情報を発信中。

記事を読んだ方が『思いっきり楽しい時間を過ごせること』『安心して素敵な時間を迎えられること』を目的にサイトを運営しています。

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