オーストラリアを車で一周してみたいと思っても、
- 実際どれくらい費用がかかる?
- 車中泊だけで回れる?
- ワーホリ中でも可能?
- 中古車は壊れない?
- 何ヶ月必要?
など、不安や疑問も多いと思います。
私は実際にオーストラリアで中古車を購入し、ロードトリップをしながら各地を一周しました。
この記事では、実際にオーストラリアを車で一周した経験をもとに、
- 一周ルート・走行距離
- 実際にかかった費用
- 車中泊やキャンプサイト事情
- 中古車購入・売却の流れ
- ロードトリップ中のトラブルや注意点
- 役立った持ち物・アプリ
などを、リアルな体験談ベースで詳しくまとめています。
- 期間:1ヶ月〜3ヶ月がおすすめ
- 予算目安:1人5,000ドル前後
- 2WDでもオーストラリア一周は可能
- キャンプサイト利用で車中泊中心でも回れる
- ブルーム・ケアンズなどオーストラリア北部を回るなら、乾季シーズン(5月〜10月頃)がおすすめ
「オーストラリア一周してみたい」「ワーホリ中にロードトリップしたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
オーストラリア一周をした当時の状況
オーストラリア一周を考えている方の中には、
- 女性だけでも大丈夫?
- 英語力は必要?
- ワーホリ中でもできる?
- どれくらいお金が必要?
など、不安を感じる方も多いと思います。
ここでは、実際に私たちがロードトリップした当時の状況についてまとめます。
一人旅?友達?カップル?
私は、女2人でオーストラリアを一周しました。
私が知り合いのオージーに相談した時も、「1人はやめた方がいい」と言われました。
実際、出会った人や知り合いも、2人以上でロードトリップするケースが多く、1人で長距離ロードトリップしている人はほとんど見かけませんでした。
特にアウトバックでは、数百km単位で町やガソリンスタンドがない場所もあります。
そのため、長距離移動や車トラブル時を考えると、複数人の方が安心感はあると思います。
英語力はどれくらいだった?
私の英語力は、日常英会話ができるレベルです。
高度な英語力までは必要ありませんが、困った時に誰かへ相談したり、助けを求めたりするコミュニケーション力は必要だと感じました。
実際、ロードトリップ中は突然のハプニングや、ネット検索だけでは解決できない場面もあります。
そのため、「完璧な英語」よりも、伝えようとする姿勢の方が大切です。
「ワーホリでどれくらい英語が必要?」と気になる方は、ワーホリに必要な英語力の記事も参考にしてください。
また、オフラインでも使える翻訳アプリを準備しておくと安心です。
特にアデレード~パース間や、西オーストラリア(WA)・ノーザンテリトリー(NT)では、電波が弱いエリアもありました。
Google翻訳は事前に日本語・英語をダウンロードしておけば、オフライン翻訳も可能です。
どのVISAで一周した?
オーストラリア一周は、観光ビザでもワーホリビザでも可能です。
- 私:観光ビザ(サブクラス600)
- 友人:ワーホリビザ
私はすでにワーホリを終えていたため、観光ビザ(サブクラス600)で入国してロードトリップしました。
ETAS(イータス)とサブクラス600の違いについては、観光ビザ(サブクラス600)の申請方法と必要書類で詳しくまとめています。
一方、友人はワーホリ中にロードトリップしていました。
現地で働きながらオーストラリア一周をしたい方は、オーストラリアワーホリ完全ガイドも参考にしてください。
出発時の所持金
ロードトリップを始める時点で、友人はAUD6,000ドル前後、私はAUD8,000ドルほど持っていました。(中古車購入費は除く)
ただし、仕事をしながらロードトリップする場合は、ここまで用意しなくても大丈夫だと思います。
一方で、ロードトリップ中はガソリン代・宿泊費・急な車トラブルなど、想定外の出費も発生しやすいです。
そのため、ある程度余裕を持った予算設定をおすすめします。
仕事をしながら回った?
私たちの場合、ロードトリップ中は基本的に仕事をしていませんでした。
私はノマドなので、仕事をしようと思えばできる環境ではありましたが、今回は旅を楽しむことを優先していました。
一方で、ワーホリ中に数週間〜数ヶ月かけてロードトリップする人も多く、途中で仕事をしながら旅を続けるケースもあります。
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オーストラリアを車で一周したルート【実体験】

※西オーストラリアの一本道
ここでは、実際に私たちがオーストラリアを一周したルートや時期、走行距離について紹介します。
「どれくらいの期間が必要?」「どんなルートで回った?」と気になる方は、ぜひ参考にしてください。
一周した期間
私の場合は、一周にしては比較的短めの日程でした。
- 期間:1ヶ月ちょっと
- 時期:5月下旬~7月上旬
時期としては、オーストラリアの冬にあたります。
一般的にオーストラリア旅行のベストシーズンは、春(9月〜11月)と秋(3月〜5月)と言われています。
ただし、ブルームやケアンズなど北部エリアは、乾季にあたる5月〜10月頃の方が過ごしやすいです。
メルボルン・アデレード・パースなど南側は寒かったものの、個人的には乾季のブルーム周辺がとても快適だったため、結果的にちょうど良い時期だったと思います。
実際のルート
私たちのオーストラリア一周のルートは、以下のマップをご覧ください。
※今回のロードトリップ以外でも、実際に行って良かった場所をピンク、おすすめされたスポットをオレンジでピン留めしています。プランニングの参考にしてください。
スタートはサンシャイン・コースト。時計回りでケアンズがゴールです。
ブリスベンやゴールド・コーストは、サンシャイン・コーストに住んでいた時に遊びに行っていたため、今回のロードトリップでは立ち寄っていません。
また、タスマニア島は別のタイミングでロードトリップしたことがあるため、今回は含めませんでした。
なお、マップには入れていませんが、ウルルはシドニーから飛行機で訪れています。
実際にロードトリップした今だからこそ、「時間に余裕があれば車でウルルまで行くルートも楽しそうだったな」と感じています。
総走行距離

※実際にロードトリップで使った車
走行距離は、ざっくりですが次の通りです。
- 総走行距離:15,000km前後
※ウルル、ロットネストアイランドは除く - 1日の運転時間:6時間前後(長くても8時間程度)
※日暮れ前の到着を目安にしていました
東海岸側はサービスエリアや町も多く、カフェ・トイレ・ガソリンスタンドにはあまり困りません。
比較的、日本と近い感覚でドライブできます。
一方、アデレード~パース間や、西オーストラリア北部は「これぞオーストラリア」という景色が続きます。
その反面、ガソリンスタンドや宿泊施設が少ない場所も多く、給油や宿探しに緊張感がありました。

※ロードトリップ中に立ち寄ったガソリンスタンド
一周して特によかった場所
オーストラリア一周をして特に良かったのは、日本では見られない大自然の景色を体験できたことです。
都市観光だけでは行けない絶景スポットにも数多く訪れることができました。
- ウルル:写真では伝わらない圧倒的な存在感
- エスペランス:海の色が本当に美しく、オーストラリアでも特に好きな場所
- カルバリ:赤い断崖絶壁と大自然の景色が印象的
- モンキーマイア:野生イルカを間近で見られる
- カリジニ:秘境感のある渓谷と大自然
- ブルーム:乾季は気候が快適で、今まで見た中でも特に綺麗なサンセットが印象的

※雨でもきれいなエスペランスの海

※赤土の大地と渓谷が広がるカリジニ国立公園

※ブルームのサンセット
そして、運転中に遭遇した動物たちは次の通り。
- カンガルー
- ワラビー
- ウォンバット
- エミュー
- ハリモグラ
- ディンゴ
- 牛
- 羊
- 豚

※ロードトリップ中に遭遇した牛
オーストラリア一周にかかった費用
オーストラリア一周で特に気になるのが、「実際いくらかかるの?」という費用面だと思います。
ここでは、実際に私たちがロードトリップで使った金額をもとに、車購入費・ガソリン代・宿泊費・食費などを詳しくまとめます。
車購入費
オーストラリア一周で購入した車は次の通りです。
- プジョー308:約5,800ドル
- 名義変更費用:失念
名義変更時の費用(Transfer fee)は、州や購入価格・エンジンサイズによって変わります。
今回のロードトリップでは、中古車を購入して一周後に売却するスタイルです。
レンタカーやキャンピングカーと比較すると、長期間の場合は中古車購入の方が費用を抑えやすいケースもあります。
実際に私がオーストラリアで中古車を購入した流れや必要書類については、オーストラリアで中古車を購入した体験談で詳しくまとめています。
ガソリン代
実際にかかったガソリン代は次の通りです。
- ガソリン代合計:約1,761ドル(ディーゼル)
私たちの車はディーゼル車でした。
一般的にディーゼル車は燃費が良いと言われていますが、オーストラリアではレギュラーガソリンよりディーゼルの方が高いことも多いです。
都市部では「Gaspy」を使って安いガソリンスタンドを探していました。
一方、長距離移動中は「次のスタンドがかなり遠い」というケースも多く、スタンドを見つけるたびに給油していました。
ちなみに、予備タンクは持っていませんでした。
特にアデレード〜西オーストラリア間、西オーストラリア北部〜タウンズビル周辺はガソリン代が高かった印象があります。
中でもSA州とWA州の州境周辺はかなり高額でした。
また、場所によってはディーゼルしか置いていないスタンドもあるため、燃料残量には余裕を持って行動することをおすすめします。

※特に高かったガソリン料金
キャンプ場・宿泊費
宿泊費は次の通りです。
- 宿泊費合計:2,147ドル
私たちは、キャンプサイト・ロードハウス・バックパッカーズ・Airbnbを組み合わせながら宿泊していました。
基本はキャンプサイト中心でしたが、満室時はホテル、都市部はAirbnbやバックパッカーズにも泊まりました。

※実際に利用したキャンプサイト

※キャンプサイト内の散歩道
食費
食費は次の通りです。
- 食費合計:1,605ドル
調理器具は持っていなかったので自炊はほぼしていません。
フルーツやキャンプサイトの電子レンジやポットで食べられるものがメイン。
個人的には、ロードハウスのご飯が好きなので、ロードハウスのキャンプサイトの時はレストランのご飯を食べていました。
また、都市部で外食するときは、パブのランチタイムやハッピーアワーなどお得なタイミングを狙って節約していました。
車の修理・メンテナンス費用
ロードトリップ中、ポットホールを避けきれず、タイヤにこぶ(ピンチカット)ができてしまいました。
そのため、タイヤ交換をしています。
- タイヤ交換(1本):81.14ドル
ポットホールにぶつかった後、近くの町でタイヤを確認し、そのまま最寄りのメカニックへ向かいました。
幸い大きな故障はありませんでしたが、アウトバックエリアでは道路状況が悪い場所もあります。
そのため、ロードトリップでは急な修理費も想定しておくと安心です。
合計費用(総額)
オーストラリア一周にかかった費用をまとめると、次のようになります。
※スマホ代は除く
- 中古車購入:約5,800ドル
※約5,000ドルで売却 - 宿泊費:2,147ドル
- 食費:1,605ドル
- ガソリン代:約1,762ドル(ディーゼル)
- 洗濯・乾燥:86ドル
- 観光費:2,255ドル
- その他(駐車場・車関連):約1,293ドル
- 総額:約9,948ドル(4,974ドル/人)
参考までにSIM代も書いておくと、
- 友人:「everyday mobile(Optus回線)」30日で約15ドル
- 私:「Telstra」28日で約20ドル(キャンペーン価格)
スマホ代も含めると、実質的には1人5,000ドル前後が目安です。
走行距離や移動範囲を考えると、比較的費用は抑えられた方だと思います。
節約できたポイント
振り返って節約できたと思うポイントは、以下の3つのポイントです。
- 時期
冬シーズン寄りだったため、クーラーをほとんど使わなかった - 宿泊費
キャンプサイト・車中泊中心だった - 車用品・キャンプ用品
ほぼ購入しなかった
私たちは、他のロードトリップ勢と比べると、車用品・キャンプ用品はかなり少ない方だったと思います。
実際に購入したのは、
- 0℃対応の寝袋 ×2
- ウインドーネット
くらいでした。
また、お酒をほとんど飲まなかったこともあり、食費も比較的抑えられたと思います。
お金がかかったポイント
そこまで贅沢をしたわけではありませんが、振り返ると次のような部分は費用がかかりました。
- 観光費
- 宿泊費
- 車の修理費(タイヤ交換)
特に観光費は、プランによって大きく変わります。
私たちの場合は、ウルルのツアー(飛行機・宿泊・オプションツアー込み)が約1,700ドルと高額でした。
ただ、アボリジナル文化の話を実際に聞けたことも含め、満足度はかなり高かったです。
また、キャンプサイトに空きがなく、急遽ホテル泊になったことも数回ありました。
ホテルになると、キャンプサイトでの車中泊より150ドル前後高くなることもあります。
さらに、ポットホールによるタイヤ交換など、ロードトリップならではの想定外の出費もありました。
オーストラリア一周で使った車
オーストラリア一周では、どんな車を選ぶかで快適さや費用、トラブル率がかなり変わります。
特に長距離ロードトリップでは、燃費・故障リスク・売却しやすさなども重要でした。
ここでは、実際に私たちが使った車や、購入時に重視したポイントをまとめます。
車種
前章でも触れましたが、オーストラリア一周で使用した車は次の通りです。
- 車種:プジョー308
- 燃費:7.1L/100km
- 燃料:ディーゼル
本来は日本車を中心に探していましたが、状態や売主さんの信頼感を重視した結果、最終的にプジョー308を購入しました。
結果的に、大きな故障もなく一周できたので良い選択だったと思います。
車選びで重視したこと
中古車を探す際は、「Carsales」とFacebook Marketplaceを中心に探していました。
その中でも、特に重視していた条件は次の通りです。
- 価格:5,000〜6,000ドル前後
- 走行距離:25万km以下
- トランスミッション:AT
- Rego・RWC:両方あり
- 事故歴なし
- ログブックに定期点検記録あり
- オーナー歴が少ない
まずは日本車中心で検索し、条件に合う車が少なければ他メーカーも含めて探していました。
また、気になる車があれば、
- 売主へ質問
- テストドライブ
- 車内確認
- エンジンルーム確認
などを行っていました。
ただ、正直なところ、私はそこまで車に詳しくありません。
そのため、最終的には「売主さんが信頼できそうか?」をかなり重視していました。
今回も、車種そのものより、売主さんの人柄が購入の決め手でした。
一周後の車売却について
ロードトリップ後は、ケアンズで車を売却しました。
- 売却価格:約5,000ドル
正確な価格は忘れてしまったのですが、Facebook Marketplaceに掲載して比較的すぐ売れました。
また、売却前にRWC取得のためタイヤ交換・オイル交換などを行い、1,000ドル位かかっています。
それでも、
- 大きな故障なし
- 一周後も問題なく走行
- 相場で売却
できたので、結果的には満足しています。
クイーンズランド州(QLD)で購入した車だったため、同じQLDのケアンズで売却したことで、手続きも比較的スムーズでした。
また、ケアンズはワーホリ滞在者や旅行者も多く、中古車を探している人が比較的見つかりやすい印象でした。
そのため、タイミングによってはスムーズに売却できることもあります。
売却方法や名義変更については、オーストラリアで中古車を売却した方法で詳しくまとめています。
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オーストラリア一周中のリアルなハプニング
オーストラリア一周では、大きなトラブルはなかったものの、日本ではなかなか経験しないような出来事もたくさんありました。
ここでは、実際にロードトリップ中に体験したハプニングや注意点をまとめます。
突然の車トラブル
前述しましたが、ロードトリップ中に唯一あった車トラブルは、ポットホールによるタイヤのピンチカットです。
ノーザンテリトリー(NT)には、制限速度130km/hの道路があるのですが、所々に大きなポットホール(穴)があり、避けきれずにタイヤへダメージが入ってしまいました。
特に西オーストラリアやノーザンテリトリー周辺は、道路状況があまり良くない場所もあります。
アウトバックエリアを走る場合は、スピードを出しすぎないことや、路面状況に注意することが大切だと思います。

※タイヤにできたこぶ
オフラインマップを入れていて助かった
アウトバックでは、一時的に圏外になる場所もありました。
ただ、事前にGoogleマップをオフライン保存していたため、大きく困ることはありませんでした。
特に西オーストラリアやノーザンテリトリーでは、通信環境が不安定な場所も多いです。
Googleマップは事前にエリアをダウンロードしておくことをおすすめします。
また、ロードトリップ中は、友人のOptus回線が圏外になった時に、私のTelstra回線をテザリングする場面もありました。
実際に旅をしてみて、「田舎ではTelstra回線が強い」と言われる理由をかなり実感しました。
アウトバックの給油事情に焦った
アウトバックでは、数百kmガソリンスタンドがないこともあります。
私たちはガス欠になることはありませんでしたが、スタンドによってはレギュラーガソリンが置いていない場所もあり、焦る場面がありました。
特に西オーストラリアやノーザンテリトリーでは、次のガソリンスタンドまでかなり距離があることも多いため、見つけた時に早めに給油しておくのがおすすめです。
また、都市部や街中のキャンプサイトは受付営業時間が短いところもあります。
実際、到着が遅くなって困ったこともありました。
一方で、ロードハウスでは「宿泊スペースは満室だけど、車を停めて車中泊するだけなら大丈夫」と言われたこともあります。
野生動物との遭遇
ドライブ中は、カンガルーやエミュー・牛・羊などが道路を横切ることもありました。
以前タスマニアでロードトリップした時は、夕方以降になるとワラビーが頻繁に出てきていたため、暗くなってからは運転を避けていました。
特にオーストラリアは、日本より野生動物との接触リスクが高い印象です。
また、西オーストラリアでは、柵のない場所に家畜がいることも多いため注意が必要でした。
ハエが多かった場所
ウルル周辺は、「ハエがすごい」とよく聞いていました。
実際、思ったほどではなかったものの、それでも常に10匹前後は体に止まっていたと思います。
日本で購入したハエ除けネットを持参していて本当に良かったです。
特に乾季シーズンでもハエは多かったため、ウルルへ行く方は準備しておくことをおすすめします。
現地の人に助けられた話
タイヤ交換が必要になった時、Googleマップの情報が間違っており、誤って民家へ到着してしまいました。
すると、そこのお子さんが私たちに気づき、お母さんが声をかけてくれました。
その後、正しいメカニックの場所を教えてもらい、さらにメカニックでも急遽対応してもらえました。
また、支払い方法が特殊なガソリンスタンドで困っていた時も、オージーのご夫婦がわざわざ使い方を教えてくれました。
ロードトリップ中は、不安になる場面もありますが、現地の人の優しさを感じることも多かったです。
Toll(有料道路)を回避できなかった
Googleマップでは、有料道路を避ける設定にしていました。
ただ、シドニーではToll road(有料道路)がかなり広範囲にあり、完全には回避できませんでした。

出典:Linkt
Toll料金の請求確認は、Linktでも確認できます。
私たちも定期的に確認していましたが、その時点では請求が見当たりませんでした。
ところが、車を売却した後に買主さんから「Tollの請求が届いた」と連絡が来ました。
事前に「後から請求が来たら連絡してください」と伝えていたため、すぐ対応できて良かったです。
通常は数週間で通知が来ることが多いようですが、1ヶ月以上かかるケースもあるみたいです。
支払い期限を過ぎると罰金が加算されるため、ロードトリップ後もしばらく確認しておくことをおすすめします。
オーストラリアならではのオーバーサイズに驚いた
オーストラリアでは、プレハブ住宅や巨大な設備がそのまま道路輸送されることがあります。
先導車の運転手さんが手を横に大きく振り、「もっと端へ寄って!」というジェスチャーをしていたので、「何か大きいものが来るな」と思っていました。
すると、道幅いっぱいに家が運ばれてきて驚きました。
聞いたことはありましたが、実際に遭遇すると、オーストラリアらしいスケール感を感じる出来事でした。

※オーバーサイズで輸送されていたプレハブ住宅
オーストラリア一周で役立った持ち物
オーストラリア一周では、都市部の旅行とは違い、「長距離移動」「電波が弱い地域」「車中泊」など、ロードトリップならではの準備が重要でした。
実際に私たちが使って便利だった持ち物や、あって助かったものを紹介します。
必須だったもの
- SIMカード・eSIM
- サングラス
- 寝袋
- コイン
特にロードトリップでは、宿泊地探し・地図確認・ガソリンスタンド検索など、通信環境がかなり重要でした。
SIMについては、オーストラリアのeSIM・SIMカード比較で詳しくまとめています。
また、オーストラリアは日差しがかなり強く、眩しすぎる道路も多かったため、サングラスは必須レベルでした。
寝袋は、私たちは0℃対応のものを使用していました。5月〜7月の南オーストラリア側は寒かったです。
さらに、コインランドリーを使う機会も多かったため、コインを持っていると便利でした。
受付がある場所なら両替してもらえることもありますが、無人ランドリーでは困ることもあります。
あって便利だったもの
- モバイルバッテリー
- 懐中電灯
- 保冷バッグ
- ウインドーネット
- 楽天モバイル
基本的には運転中にスマホを充電していましたが、夜間や街歩き中心の日は、モバイルバッテリーがあると安心でした。
懐中電灯も、夜のキャンプサイトや車内で意外と活躍します。
また、簡易的な保冷バッグがあると、スーパーで買った飲み物やフルーツを保管できて便利でした。
ブルーム周辺では暑くなってきたため、途中でウインドーネットも購入しました。
また、楽天モバイルは海外でも毎月2GB使えるのですが、カリジニでTelstraが使えなかった時にOptus回線で少し繋がったり、サブとして使えました。
ロードトリップ中によく使ったアプリ
ロードトリップでは、次のアプリをかなり使っていました。
- Googleマップ(オフライン保存)
- CamperMate
- Gaspy
「CamperMate」は、キャンプサイト探しに便利なアプリです。料金・設備・口コミなども確認できます。
「Gaspy」は、各ガソリンスタンドの料金を確認できるアプリ。安いガソリンスタンド探しに役立ちました。
また、Googleマップは圏外対策として、事前にオフライン保存しておくのがおすすめです。
Google翻訳も、英語に不安がある方はオフラインダウンロードしておくと安心だと思います。
オーストラリア一周中の宿泊事情
オーストラリア一周では、「どこに泊まるか」が費用面にも大きく影響します。
また、アウトバックや地方エリアでは、次の宿泊地まで数百km離れていることもあるため、事前にある程度目星をつけておくと安心です。
私たちは、キャンプサイト・ロードハウス・バックパッカーズ・ホテルなどを組み合わせながらロードトリップしていました。
車中泊はできる?
オーストラリアでは、車中泊自体は可能ですが、地域によっては禁止されている場所もあります。
特に都市部や観光地では、「No Camping」「No Overnight Stay」と書かれている場所もあり、違反すると罰金になるケースもあります。
私たちは基本的にキャンプサイトやロードハウスで車中泊をしていました。
キャンプ場について
キャンプサイト探しでは、「CamperMate」という無料アプリがかなり便利でした。
現在地付近のキャンプサイトやロードハウスを検索でき、料金・シャワー有無・口コミなども確認できます。
私たちは、前日〜当日に宿泊場所を決めることも多く、ロードトリップ中はほぼ毎日CamperMateを確認していました。
キャンプサイトの料金は、安い場所だと15ドル前後、高めだと50ドル近い場所もあります。
また、営業時間が短いキャンプサイトもあるため、受付時間には注意してください。
実際、街中のキャンプサイトで営業時間に間に合わず困ったこともありました。
特に地方エリアでは、夜になると受付が閉まる場所も多いため、日暮れ前到着を意識していました。
シャワー問題はどうした?
基本的には、シャワー付きのキャンプサイトを選んでいました。
ただし、アウトバック周辺ではシャワー設備が少ない場所もあり、シャワーなしで泊まったこともあります。
また、今回のオーストラリア一周ではありませんが、以前タスマニアでロードトリップした時は、バックパッカーズでシャワー代だけ支払って利用したこともありました。
なお、キャンプサイトによっては水シャワーしか出ない場所もあります。
口コミを見ると「シャワーが壊れていた」「お湯が出なかった」と書かれていることもあるため、事前確認がおすすめです。
危険だった場所・注意点
幸い危険な目には遭いませんでしたが、「少し雰囲気が不安だな」と感じるエリアはいくつかありました。
例えば、
- ガソリンスタンドやコンビニ入口に鉄格子が設置されている
- ショッピングモール周辺にゴミが散乱している
など、他のオーストラリアの地域と比べても、少し空気感が違うと感じる場所もありました。
実際に危険だったわけではありませんが、宿泊や長時間滞在を避けるなどの行動を意識していました。
また、ロードトリップでは暗くなると野生動物が出やすくなるため、治安面だけでなく交通事故防止の意味でも夜間運転は避けるのがおすすめです。
オーストラリア一周してよかったこと
実際にオーストラリアをロードトリップしてみて、大変なこと以上に「やって良かった」と思える経験がたくさんありました。
特に、日本ではなかなか見られない景色や、現地の人との出会いは今でも印象に残っています。
日本では見られない絶景
オーストラリアでは、日本とは全く違うスケールの自然を見ることができました。
景色がほとんど変わらない一本道を何時間も走ったり、赤土の大地や真っ青な海を眺めたり、普段とは違う贅沢な時間の使い方だったと思います。
特に西オーストラリアやアウトバック周辺は、「オーストラリアを車で旅している」という実感が強いエリアでした。
オーストラリアに住んでいても、ロードトリップをしないと見られなかった景色がたくさんあり、一周して本当に良かったと感じています。
人との出会い
キャンプサイトやロードハウスでの出会いも印象に残っています。
ご飯を食べている時やキャンプサイト内を散歩している時など、気軽に話しかけてもらうことも多く、ちょっとした世間話でも楽しかったです。
また、困った時に助けてもらう場面もあり、人の温かさを感じる旅でもありました。
自由度の高さ
好きな場所へ自由に移動できるのは、車旅ならではの魅力でした。
私たちは、実は最初から明確なゴールを決めていたわけではありません。
「とりあえずパース方面へ行ってみよう」という感じでロードトリップを始め、もし気に入ればパースで家探しをするつもりでした。
しかし、思った以上に寒かったため、途中から暖かい北側を目指すルートに変更しました。
最終的にケアンズまで行ったのは、車を購入したQLD州内で売却した方が手続きがしやすかったことも理由の一つです。
こうやって、その時の気分や気候に合わせて予定を変えられるのは、ロードトリップの大きな魅力だと思います。
これからオーストラリア一周したい人へのアドバイス
最後に、これからオーストラリア一周や長距離ロードトリップを考えている方へ向けて、実際に感じたことをまとめます。
一周におすすめの時期
オーストラリアは地域によって気候差がかなり大きいため、「どこをメインに回りたいか」でおすすめ時期も変わります。
個人的には、北部エリア(ブルーム・ケアンズなど)を含めて回るなら、乾季にあたる5月〜10月頃がおすすめです。
雨季は大雨になることもあり、運転や観光がしづらくなる場合もあります。
私たちは5月下旬〜7月頃にロードトリップしましたが、北側はかなり快適でした。
一方で、メルボルン・アデレード周辺は思った以上に寒かったです。
最低限必要な予算
中古車購入費を除いても、一人あたり5,000ドル前後は用意しておくと安心だと思います。
特にロードトリップでは、
- ガソリン代
- 宿泊費
- 観光費
- 急な車トラブル
など、想定外の出費も発生しやすいです。
また、アウトバック周辺はガソリン代や宿泊費が高めな場所もあるため、余裕を持った予算設定がおすすめです。
ロードトリップでは、車トラブルだけでなく、体調不良など想定外のことも起こります。
特に海外での車旅は、日本と勝手が違うことも多いため、海外旅行保険も忘れずに準備しておくと安心です。
ワーホリ向け海外旅行保険比較はこちらでまとめています。
マップアプリは正しいとは限らない
Googleマップは便利ですが、地方エリアでは情報が正確ではないこともありました。
実際に、
- 目的地の住所が間違っていて民家に案内された
- Googleマップではオフロードを案内されたが、現地標識では別ルートだった
ということもありました。
現在は舗装が進んでいる場所も増えていると思いますが、当時のカリジニ周辺ではオフロードもありました。
特にアウトバックでは、アプリだけを過信しすぎず、現地標識や道路状況も確認しながら運転するのがおすすめです。

※Googleマップで案内されたオフロード
一周するなら東回り?西回り?
正直、東回り・西回りはどちらでも良いと思います。
大切なのは、「どの地域をベストシーズンで回りたいか」です。
実際、友人たちもかなり自由にルートを決めており、同じタスマニア出発でも、それぞれ違うルートを選んでいました。
- シドニー → ゴールド・コースト方面
- アデレード → ウルル → ブリスベン方面
- アデレード → パース方面
そのため、まずは「行きたい場所」と「季節」を優先して考えるのがおすすめです。
オーストラリア一周に関するよくある質問
最後に、オーストラリア一周やロードトリップを検討している方から、よくある質問をまとめました。
実際に一周した経験をもとに回答しています。
免許は日本のままで大丈夫?
日本の免許証と国際免許証を使って運転している人もいます。
ただし、州によってルールや滞在可能期間が異なり、日本で発行した1年有効の国際免許証でも、「入国後3ヶ月まで」とされるケースがあります。(※州によって異なる場合あり)
そのため、ワーホリなどで長期滞在している場合は、住んでいる州の運転免許証へ書き換えている人も多いです。
運転免許証へ書き換える場合は、一般的に以下のものが必要になります。
- 日本の免許証
- 日本の免許証の翻訳文(領事館またはNAATI認定翻訳)
- パスポート
- ビザ
- 本人確認書類(クレジットカードなど)
- 住所確認書類(銀行ステートメントなど)
オーストラリア一周は何ヶ月必要?
オーストラリア一周は、最短なら1ヶ月程度でも可能です。
ただし、かなり移動中心になります。
例えば、
- 都市部でゆっくり滞在したい
- 国立公園やビーチをじっくり回りたい
- タスマニアも行きたい
といった場合は、2〜3ヶ月あると余裕を持って楽しめると思います。
私たちは1ヶ月ちょっとでしたが、今振り返ると、他にも行けば良かった場所がありました。
例えば、今回は行かなかったダーウィン方面や、飛行機で訪れたウルルなども、ロードトリップで訪れてみても良かったなと思います。
4WDの車を選ぶべき?
2WDでもオーストラリア一周は可能です。
ただし、次に該当する人は、4WDの車をおすすめします。
- 「ビーチをドライブしたい」「オフロードのアウトバックを走りたい」
- 行きたい場所が4WDオンリーのスポット
車中泊だけでオーストラリア一周できる?
キャンプサイトを利用しながらであれば、車中泊中心でもオーストラリア一周は可能です。
ただし、地域によっては車中泊禁止エリアもあるため、事前確認は必須です。
一周するなら中古車購入がおすすめ?
個人的には、中古車を購入しての一周がおすすめです。
大きなメリットは、自分のペースで好きな場所を訪れられること。
一般的なレンタカーは、アウトバックでのオフロード走行が不可だったり、制限されるケースもあります。
また、格安で車やキャンピングカーがレンタルできる「リロケーションカー」での旅も楽しいですが、次のような注意点もあります。
- 出発地と返却地が決められている
- 日程が決まっている(オプションで延長できることも)
- 走行距離に上限があるケースがある
詳細は、リロケーションカーの予約方法と注意点の記事をチェックしてください。
オーストラリア一周はこんな人におすすめ
オーストラリア一周は、普通の都市観光だけではできない経験をしたい人に特におすすめです。
例えば、
- ワーホリ中に特別な思い出を作りたい人
- アウトバックや西オーストラリアの大自然を見てみたい人
- 自由度の高い旅をしたい人
- 長距離ドライブやロードトリップが好きな人
には、かなり相性が良いと思います。
特に西オーストラリアやアウトバック周辺は、日本ではなかなか見られない景色ばかりでした。
移動距離は長いですが、その分「オーストラリアを旅している感」が強く、個人的には人生で一度は経験して良かったと思える旅でした。
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まとめ|オーストラリア一周は人生で一度はやる価値がある
オーストラリア一周は、費用も時間もかかります。
しかし、日本では見られない景色や、ロードトリップならではの出会い・経験がたくさんありました。
特に、西オーストラリアやアウトバックの景色は、今でも強く印象に残っています。
これからロードトリップを考えている方は、車選び・通信環境・宿泊方法などを事前に準備しておくと、かなり快適に旅しやすくなると思います。
関連記事もあわせて参考にしてみてください。
