「オーストラリアのワーホリが終わるときって帰国前に口座は解約すべき?」「維持したいんだけど、注意点やデメリットは?」など、オーストラリアの銀行口座についてお悩みではありませんか?
オーストラリアの銀行口座は、帰国後のタックスリターンやスーパーアニュエーションの返金受け取りまでは、解約しないことがおすすめです!
このページでは、こんな疑問を解決していきます。
●日本からオーストラリアの銀行口座の解約する方法
●帰国時にオーストラリアの銀行口座を解約した方がいい人は?
最後まで読めば、オーストラリア口座を維持する際の確認すべき内容が分かり、安心して帰国することができますよ◎
急な帰国で口座がそのままになっている人も、ぜひ参考にしてくださいね!
結論│帰国時のオーストラリア口座は解約より維持がおすすめ!
個人的には、オーストラリアのワーキングホリデーや留学から帰国する際は、銀行口座を解約しないことをおすすめします!
ANZとCommonwealthに確認したところ、口座を閉じたいときはインターネットバンキングからメッセージを送るだけOK!
後ほど詳しく紹介しますが、面倒なこともありません。
それでは、口座維持することのメリットと注意点を詳しく見ていきます!
口座維持するときのメリット
口座を解約せず、維持する主なメリットは4つ。
●自分のタイミングで日本への送金も可能
●金利も良い
●オーストラリア旅行で便利
上記の中の『タックスリターンやスーパーアニュエーションの返金の受け取り』のメリットについて、もう少し詳しく紹介したいと思います。
タックスリターンやスーパーアニュエーションの返金の受け取りに便利
スーパーアニュエーションの返金の受け取りは、日本への海外送金も可能です。
ただし、送金手数料がかかったり、レートにも手数料が上乗せされる可能性もあります。
タックスリターンの受け取りについては、オーストラリア口座がない場合は小切手になるため不便なんです。
日本で小切手を換金できる銀行は、ほとんどありません。
私がカナダからのタックスリターンを小切手でもらったときは、換金できる銀行が近くになかったのでオーストラリアのワーホリに来てから換金したくらいです。
海外では一般的な小切手ですが、日本では不便なのでオーストラリア口座を残しておいた方が手続きも簡単ですし、金額的にもお得です。
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おまけ:金利ってどれくらい?
参考までにお伝えすると、ANZでおよそ$9,000ある私の場合、ほとんどSaving口座に入れた状態で毎月金利がつきます。
金額はかなり幅はありますが、ざっくりいうと、こんな感じです↓
■2023年5月:$10.16
■2023年4月:$7.62
■2023年1月:$4.74
■2022年6月:$0.37
ちなみに、この時期の入金や出金は特にありません。
バラつきはありますが、手数料なしで毎月金利があるので、日本で預金しておくよりはお得感がありますよね◎
口座維持するときの注意点
帰国後も口座を維持する場合にしておくべき手続きが3つあります。
②checking口座とsaving口座間で毎月2000ドルを移動させること
③デビットカードの更新は自分で申し出る
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①非住居者に登録を変更する
非住居者にすべき理由は、タックスリターンを自力でやった人は覚えているかもしれませんが、金利もタックスリターンの項目に当てはまるからです。
非住居者にしないと、最悪の場合、ペナルティの対象になると言われているので、必ず非住居者に変更しておきましょう。
非住居者にしておけば、タックスリターンの手続きが不要になります。
以下のように、自動で税金を引いてくれます↓
ANZのオペレーターさんは、銀行にTFNをそもそも登録していなかった人は、気にしなくていいと言っていましたが、もしものために変更しておくのがおすすめです。
※非居住者への変更方法はのちほど。
②checking口座とsaving口座間で毎月2000ドルを移動させる
口座維持費を無料にする対策です!
checking口座とsaving口座間で毎月2000ドルを移動させればOK!
スマホアプリを使えば秒で終わるので、そんなに手間ではありませんよ◎
③デビットカードの更新は自分で申し出る
一般的にデビットカードの期限に近づくと、銀行から新しいカードが自動的に送られてきます。
しかし、オーストラリアから出国した場合は、自分から新しいカードが欲しいと申し出ないと送られてきません。
ANZだったらインターネットバンキングまたは、アプリからメッセージを送れば、国際郵便で新しいカードを送ってくれます。
メッセージの送り方は、あとの章で紹介します!
オーストラリア口座を非住居者に変更手続きする方法
非居住者に変更する方法は2つありますが、おすすめは、帰国前に直接銀行の窓口に行くこと。
②国際電話をする
国際電話だとつながるまで時間がかかりますし、それに応じて通話料も高くなります。
なので、できるだけ現地で登録内容を変更しましょう。
それでは、詳しく手続き方法を紹介します。
①銀行の窓口に直接行く
銀行の窓口で行って、
「I’d like to update may Tax File Number from resident to Non-resident.」
みたいな感じで、伝えれば対応してくれます。
「帰国するんだけど、口座はキープしたい」ということが伝わればOKです!
②国際電話をする
日本から非住居者に変更する場合は、銀行に電話をかけて対応してもらいます。
インターネットバンキングやアプリのメッセージでは手続きできません。
私も日本から国際電話で手続きしましたが、できるだけ帰国前に現地の窓口で手続きすることをおすすめします!
理由は3つ。
●人によっては伝わりにくい
●国際電話が安いアプリを使ったとしても料金が発生する
自動音声からオペレーターにつながるまで30分かかりました。さらに「担当じゃないから他の人に代わるね!」と言われて、20分くらい待ちました。
現地での手続きの方が圧倒的に簡単だと思います。
すでに帰国してしまった人は、国際電話は料金がお得になるアプリを使うのがおすすめ。※私は『LINE out』を利用しましたが、サービス終了済み
ANZの場合の連絡は以下に連絡しましょう。それと、銀行に電話をかける前に、日本の電話番号・住所に変更しておきましょう
電話番号:+613 9683 9999
受付時間:AM8時~PM8時
※週末はPM6時まで
【本人確認で聞かれること】
・セキュリティーコード
・電話番号
・今住んでいる国
日本からオーストラリアの銀行口座の解約する方法
日本からオーストラリアの銀行口座の解約する方法は2つあります。
①ネットバンキングやアプリからメッセージを送る
②国際電話
口座にお金が残っている場合は、解約の連絡する前に他の口座に移動させておきましょう。
それぞれの解約方法について、詳しく見ていきます!
①ネットバンキングやアプリからメッセージを送る
国際電話するよりも、ネットバンキングかアプリからメッセージを送って解約する方法が1番おすすめです!
念のため、ANZを例にメッセージを送る方法を画像を使って確認しておきます。
アプリの場合
①まずは、ANZのアプリを開く
②下にある『Support』をタップ
③『Message us』をタップ
④『I’d like to close my account.』とメッセージを送る
⑤後から来る案内に沿って、必要な情報を送る
ネットバンキングの場合
①まずは、ANZのインターネットバンキングにログインする
②右上にある『Mail』をクリック
③『New enquiry』をクリック
④『I’d like to close my account.』とメッセージを送る
⑤後から来る案内に沿って、必要な情報を送る
②国際電話
あまり電話での手続きはおすすめしません。
国際電話の料金は『LINE out』などのアプリを使えば、最近は安く通話できます。
しかし、オペレーターへ電話がつながるまで時間がかかるのがデメリットです。
ANZとCommonwealthは、ネットでメッセージ送れば対応してもらえますが、どうしても電話じゃないとだめと言われたら、国際電話をしましょう。
電話番号:+613 9683 9999
受付時間:AM8時~PM8時
※週末はPM6時まで
本人確認のため、セキュリティーコードが聞かれるはずなので、準備しておきましょう。
帰国時にオーストラリアの銀行口座を解約した方がいい人は?
帰国に伴ってオーストラリア口座を解約した方がいい人は特別、思いつきませんでした。
例えば、
●レートを気にしない
●日本以外の国に行くので、小切手をもらっても問題ない
という人など、これまで紹介してあまりメリットがないなと感じた人は、帰国前に解約してもいいと思います!
まとめ
いかがでしたか?
日本からでもオーストラリア口座は簡単に解約できるので、帰国時は口座維持がおすすめです!
ただし、非住居者への登録変更だけは帰国前に窓口で手続きしておきましょう。
もし、窓口でできなかった人は、国際電話が安くなるアプリを利用して、日本から電話で手続きすればOKです!
このページがあなたにとって、役立つ情報になったら幸いです。ありがとうございました。