「日本の電話番号保管や維持におすすめのSIMは?」「海外でもSMSを受信できる安いSIMは?」ワーホリや海外赴任でよくある悩みです。
そんな時は、eSIMが1番おすすめです!
eSIMは、物理SIMと違って管理もラクで料金も安く、日本帰国後もすぐにネットが使えるので、とっても便利です◎
このページでは、海外赴任・留学・ワーホリなどで『一時的に海外の住む方におすすめのeSIM』について紹介しています。
●ワーホリ・海外赴任のeSIMの選び方と注意点
●徹底比較で分かったワーホリ・海外赴任におすすめのeSIM!
最後まで読めば、eSIMのメリットや注意点を理解して、あなたにベストなeSIMを見つけることができます◎
海外赴任・ワーホリ(海外長期滞在)にeSIMがおすすめのメリット
海外赴任・ワーホリ(海外滞在者)の電話番号の保管や維持には、eSIMがおすすめです!
eSIMとは、スマホ端末に内蔵されているSIMのこと。格安SIMと同じ安さで、さらに利便性が高いことから1番おすすめです!
それでは、詳しいメリット見ていきましょう。
●現地のSIMとデュアル運用が可能◎
●デジタルSIMで管理が簡単
ネット申し込みしたらすぐ使える!
一般的なSIMは、チップを差し込んで利用しますが、eSIMはオンラインで申込手続きするだけで使えるようになります。
スマホに内臓されているSIMを使うため、配送の必要もありません。
ただし、開通手続きは、日本でする必要があります。
日本の住所が記載された身分証明書があって、海外から申し込みできた場合でも、日本到着後に空港などで手続きしましょう。
現地のSIMとデュアル運用が可能◎
eSIMだと、複数のSIMを持つことができるのもメリット!
そのため、日本で利用しているeSIMもそのままで、現地のSIMと併用することもできます◎
ワーホリや海外赴任の人には超ピッタリですよね!
管理も簡単◎
そして、管理が簡単という点も、eSIMの嬉しいところ。
スマホの設定画面で、利用するSIMを切り替えできます。そのため、海外にいるときは現地のSIMを利用し、一時帰国や本帰国で空港に着いたら日本のeSIMに切り替えればOK!
また、eSIMなら、SIMカードの紛失・破損の心配もありません。
海外赴任・ワーホリ(海外長期滞在)におすすめのeSIMの選び方と注意点
海外赴任・ワーホリ(海外滞在者)の人が、電話番号の保管や維持でeSIMを選ぶときの注意点は以下の5つです。
2.海外データローミング対応か?
3.月額料金(維持費)
4.【iPhoneの場合】APM構成プロファイル不要がおすすめ
5.スマホを変えたら再度申し込みが必要
eSIMを利用する前には、必ず確認しておきましょう。
1.スマホがeSIM対応か?
eSIMを使うためには、スマホ端末がeSIMに対応している必要があります。
ネット検索で確認するか、スマホの設定からチェックしましょう。
iPhoneの場合は、設定 ⇒ モバイル通信の画面に『eSIMの追加』という項目があれば対応しています◎
Androidのスマホでも、だいたい同じように確認できます。
もし、対応していない場合は、残念ながらeSIMは使えないので、一般的な格安SIMをおすすめします。
※また、SIMフリー端末でない場合はSIMロックの解除もしましょう。
2.海外データローミング対応か?
海外滞在中のスマホの使い方によって、人それぞれ必要な項目が変わりますが、海外データローミングに対応しているeSIMがおすすめです!
主に重要なのは以下の3つ。
●海外でもSMSは受信したいかどうか(海外ローミング)
●日本の固定電話へ国際電話することはあるか
など
このあたりをざっくり決めておくと、eSIM選びがスムーズになります。
個人的には、SMSというと認証コードの受信などにも使われるので、海外ローミングはあった方が便利で嬉しいです。
3.月額料金(維持費)
前章の項目についてざっくり目安をつけたら、申し込み時はできるだけ安いプランを選びます。
なぜなら、月額料金=毎月の維持費になるからです。
必要に応じてプラン変更はあとから無料でできることがほとんどなので、安心してください◎
プラン変更は、だいたい翌月から切り替わるため、帰国の前月にプラン変更するのがおすすめです。
通信量に応じて料金が変わるようなプランの場合は、プラン変更する必要はありません。
4.【iPhoneの場合】APM構成プロファイル不要がおすすめ
新しいSIMを利用するは、事業者によって『APM構成プロファイル』というモバイル通信を行うため設定ファイルをスマホにインストールする必要があります。
iPhoneの場合は、1つのAPM構成プロファイルしかインストールできないという注意点があります。
例えば、日本のeSIMがAPM構成プロファイルが必須のものだった場合、海外のSIMのAPM構成プロファイルをインストールすると、帰国時に日本のeSIMが使えなくなってしまいます。
日本のeSIMのプロファイルを削除しても、海外でSMS受信はできるみたいですが、複雑なことは分からない人は、最初からAPM構成プロファイル不要のeSIMを選ぶのが1番安心だと思います!
また、事業者によっては、APM構成プロファイルを再インストールが有料になるケースもあるので、注意してください。
●ドコモ・au・Softbank・楽天モバイルなどのキャリア回線(MNO)
●キャリアのサブブランドのahamo・povo2.0・LINEMO・UQモバイル・ワイモバイルは、iOSや機種による
※一般的な格安SIM事業者(MVNO)は、プロファイルが必要
Androidの場合は、複数のAPM構成プロファイルがあっても問題ないようです◎
5.スマホを変えたら再度申し込みが必要
スマホの機種変更をした場合、eSIMは再発行手続きが必要です。
開通は日本で行う必要があるため、注意しておきたい部分になります。
ちなみに、再発行手続きは、契約するeSIMの問い合わせに連絡するか、マイページなどで手続きできることが多いです。
また、事業者によって再発行手数料がかかるので、頭の片隅で覚えておきましょう。
楽天モバイル!
【楽天モバイルが人気の理由】
1.到着してすぐに使える!
2.国際SMSの受信はすべて無料!
3.海外でも毎月2GBまで通信無料◎
4.2GB以上も格安でチャージ可能!(500円/GB)
5.アプリで日本への国際通話が無料!クレカや保険の問い合わせも安心◎※一部対象外の電話番号あり
6.データ量完全無制限で一時帰国も安心◎
海外赴任・ワーホリ(海外長期滞在)におすすめのeSIMを徹底比較!
eSIMプランのある代表的な事業者をざっくりまとめました!
▼右にスクロールして見てね
プラン内容 (日本での) | 料金 | 初期費用 | 国際 ローミング | プロファイル 不要 |
|
---|---|---|---|---|---|
povo2.0 | 通話:〇 SMS:〇 データ: 1~150GB | 0円 ※180日ごとの 課金が必要 | 0円 ※5回線まで | 〇 ※2023/07/20~ | 〇 ※iOS15以上 |
HISモバイル 自由自在プラン290 | 通話:〇 SMS:〇 データ: 1~50GB | 290円~ ※100MB未満 | 3,300円 | SMS/通話:〇 ※データ通信は不可 | × |
日本通信SIM | 通話:〇 SMS:〇 データ:1GB~ | 290円~ | 3,300円 | SMS/通話:〇 ※データ通信は不可 | × |
LinksMate | データ100MB~1TB ※通話+SMSも可 | 165円~ | 3,300円 | 〇 | × |
楽天モバイル | 通話:〇 SMS:〇 データ:3GB ~無制限 | 1,078円~ | 0円 | 〇 | 〇 |
IIJmio ギガプラン | 通話:〇 SMS:〇 データ:2~20GB | 850円~ ※データのみは165 円~ | 3,300円 | SMS/通話:〇 ※データ通信は不可 | × |
IIJmio データプラン ゼロ | データのみ :0~20GB | 165円~ | 3,520円 | × | × |
mineo | 通話:〇 SMS:〇 データ:1~20GB | 1,298円~ | 3,740円 | SMS/通話:〇 ※データ通信は不可 | × |
UQモバイル | 通話:〇 SMS:〇 データ:3~25GB | 1,628円~ | 3,300円 | 〇 | △ ※iPhone13以降 |
ワイモバイル | 通話:〇 SMS:〇 データ:3~25GB | 2,178円~ | 3,300円 | 〇 | × ※ワイモバイル で購入した iPhoneのみ不要 |
LINEMO | 通話:〇 SMS:〇 データ:3~20GB | 990円~ | 0円 | 〇 | △ ※iOS14.5以上 ※eSIMは対象外 |
ahamo | 通話:〇 SMS:〇 データ:20GB~ | 2,970円~ | 0円 | 〇 | × ※eSIMは対象外 |
維持費は、安ければ300円くらい。3,000円の初期費用が必要なeSIMもけっこう多いですね。
表が見にくくなってしまうため、記載できなかった各プランの特徴なども踏まえて、厳選したおすすめのeSIMを5つ紹介します!
ランキングではないので、あなたのスマホの使い方によって選んでくださいね!
楽天モバイル
かつて月額0円でも所持できた『楽天モバイル』は、1,000円ほどの維持費がかかるようになっても、海外滞在者には人気のまま。以下のように、かなり優秀です!
●海外でも2GBまで通信無料◎
●Rakuten Linkアプリで日本の電話番号との国際通話が無料!
●国際SMSの受信はすべて無料(国際ローミング可)
●iPhoneでもAPNプロファイルのインストール不要!
●キャンペーンも豊富◎
●初期費用も無料!
●成田空港・セントレアにも店舗で申し込みも可能
【楽天モバイルの注意点】
●維持費が月1,000円くらいかかる
●180日間利用がないと自動解約になる
現地でも毎月データ量を使えるのは、楽天モバイルだけ!いざというときにも利用できます!
さらに国際SMSはもちろん、日本への国際電話やデータ利用をしたり、海外で便利に使いたいなら『楽天モバイル』が断然おすすめです!
HISモバイル
HISモバイルの『自由自在プラン2.0』は、550円のプランでデータ使用量が100MB未満だったら280円になるプラン。
海外にいて使わない月があっても、自動解約にならないのがおすすめポイントです!
●維持費が安い◎(月280円~)
●海外でもSMSを受信できる!(国際ローミング)
●まったく使わない月があっても自動解約にならない!
【HISモバイルの注意点】
●APNプロファイルが必要
●契約事務手数料がかかる
無料オプションの国際ローミングは、別途申し込みが必要です。
タイミングによっては、お得なキャンペーンがあったり、HISモバイル利用者向けの旅行特典もありますよ◎
もし、現地SIMでAPNプロファイルが削除できないiPhoneユーザーの人は、海外でも便利に使うなら『楽天モバイル』か安さ重視なら『povo2.0』をおすすめします。
povo2.0
2023年夏より海外ローミングに対応するpovo2.0もおすすめ!
■音声通話・SMS:2023年7月20日
■データ通信 :2023年8月1日
auのサブブランドのpovo2.0のプランはシンプルに1つだけ。基本料金が0円で電話番号が付帯しているので、必要なときに好きな分だけデータ量を課金するスタイルです。
180日に1度課金すればいいので、紹介したeSIMの中で維持費が最安◎
ただ、180日間がないと解約になります。解約になる前にメッセージで連絡が来ますが、自分でもある程度管理しましょう。
●維持費が最安!
●初期費用も無料◎
●iPhoneでもAPNプロファイルのインストール不要!(iOS15以上)
【povo2.0の注意点】
●海外データのトッピングは日本国内で事前に購入が必要
現地のSIMを手に入れるまでpovoのデータを利用したい場合、事前にトッピングが必要なので注意してくださいね!
▶L5KJR3CD
LINEMO
ソフトバンクのサブブランドのLINEMOが特におすすめなのは、日本への一時帰国が多めの人。維持費はかかりますが、日本での一時帰国中に便利です。
●初期費用も無料◎
●申し込みキャンペーンもお得◎
●SIMカードならAPNプロファイルのインストール不要!(iOS14.5以上)
●SMSも海外で受信できる!(国際ローミング可)
●日本でのLINEアプリのデータ消費はノーカウント(ギガフリー)
【LINEMOの注意点】
●維持費が月1,000円くらいかかる
●eSIMはAPNプロファイルが必要
上記のようにメリットがたくさんあるため、月額990円でもお得だと思います◎
海外での機能性を重視する人は『楽天モバイル』がおすすめですが、日本での機能性や通信面を重視する人は『LINEMO』がおすすめ◎
まとめ
海外長期滞在でeSIMがおすすめのメリットや注意点について紹介してきましたが、いかがですか?
使っているスマホ端末や必要な機能によって、おすすめしたいeSIMは変わりますが、
●楽天モバイル
●povo2.0
●HISモバイル
の中から選べば間違いありません!ぜひ参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。