「長期で海外旅行・世界一周に行くんだけど、おすすめの安い海外旅行保険はない?」
そんな疑問はありませんか?
私も3ヶ月以上の海外長期滞在をしたときに、海外旅行保険が思ったよりも高額で安い保険を探しました。
結論、私のおすすめは、クレジットカードの海外旅行保険と出発後に入れる海外企業の海外旅行保険を組み合わせて利用すること!
このページでは、海外長期・世界一周におすすめの安い海外旅行保険について、詳しく解説していきます。
■長期滞在・世界一周向けにおすすめの格安の海外旅行保険
■長期滞在・世界一周向けにおすすめ!格安の海外旅行保険の3つの注意点
最後まで読めば、補償も充実していて保険料も安い海外旅行保険を見つけ、安心して海外旅行を楽しむことができます。ぜひ、参考にしてくださいね!
そもそも海外旅行保険は必要?いらない?
海外で会う人の中には、「クレジットカードの保険が切れてから、海外旅行保険に加入していない」という強者もいますが、もしものために保険には入っておきましょう!
滞在期間の長さに関わらず、いつ何があるか分かりませんから。
例えば、益若つばささんは、アメリカ最終日に階段から落ちて動けなくなってしまって、救急車を利用した時の料金は20万~30万円かかったそうです。(参照:livedoorニュース)
救急車の料金は、地域や距離によっても変わるので、40~50万円かかる可能性だってあります。
上記ほど深刻でなくても、保険があれば病院には行きやすいですしね。
私の場合は、宿泊したバックパッカーにベッドバグ(トコジラミ)が発生して、両足がかゆくてたまらない!という時にも保険のおかげで病院で薬を多めにもらうことができました。
ただ、海外旅行保険があった方が良いとはいえ、保険料が安い方がありがたいのも、よ~く分かります!
では、安い保険を検討する際に、『最低限必要な補償』や『重要な項目』を確認しておきましょう。
特に重要な補償項目
個人的に最低限必要な項目は、以下の2つ!
■疾病治療
安さを重視する人は、まずこの2つはしっかりおさえておきましょう。
それぞれ詳しく見ていきます。
傷害治療
傷害治療は、ざっくりいうと現地でのケガが対象です。※旅行前にしたケガは対象外
クレジットカードの海外旅行保険の場合、100万~200万円くらいが相場です。
ただ、海外旅行保険に加入する場合、個人的には1,000万円くらいはあった方が安心かなと思います。
私がカナダでひざの前十字靭帯を断裂して手術したときは、全部で300万円くらいかかったからです。(入院なし)
ケガによっては、あっという間に数百万円になるので、注意しましょう。
疾病治療
疾病治療は、現地での病気が対象です。※旅行前に発症した病気は対象外
クレジットカードの海外旅行保険では、200万~300万くらいが相場。こちらも海外旅行保険に加入する場合は、1,000万円くらいあるのが良いかなと思います。
口コミを見ていると、アメリカで盲腸になった方は、約300万円くらいかかったそうです。
ちなみにアメリカでの盲腸の手術費は諸々込みで300万円でした。噂は本当だった。
(海外保険に入っていたので難を逃れましたが)— 蘭 (@ranranrrr) April 27, 2023
他にも、費用は分かりませんが、急に帯状疱疹にかかってしまう方もいたり、タイで緊急入院になり100万円かかったという人もいました。
携行品損害はあったらいいけど…
携行品損害は、自分の持ち物が壊れた時の補償。
けっこう重視する人も多い項目ですが、安い海外旅行保険の場合は補償対象外になることが多いです。
しかし、結論から言うと、保険料が安いので全く問題ありません◎
携行品補償がある海外旅行保険と比べると、半額以上安くなることが多いため、実費で修理・新調する方がトータルで安くなることも考えられるからです。
長期滞在・世界一周向けにおすすめ!格安の海外旅行保険【4選】
調査の結果、クレジットカードの海外旅行保険と、出発後に入れる海外企業の海外旅行保険を組み合わせて利用するのが、保険料を安くするおすすめの方法です!
具体的に、長期滞在・世界一周向けにおすすめの海外旅行保険は、以下の4つ!
■楽天プレミアムカードの海外旅行保険
■SafetyWing(セーフティウィング)
■Globe Partner(グローブパートナー)
クレジットカードの海外旅行保険の場合、複数のカードがあれば、治療などの項目は保険金を合算することができます。※『死亡・後遺障害』の項目は、合算できません
そのため、海外旅行保険が利用できるクレジットカードは、複数ある方が安心なんです!
それぞれの補償内容は、以下をタップしてごらんください↓
エポスカード | エポスゴールド | 楽天プレミアム | 【参考】 ビュー・スイカカード/ ルミネカード |
|
---|---|---|---|---|
傷害死亡・ 後遺障害 | 3,000万 | 5,000万 | 5,000万 | 500万 |
賠償責任 | 3,000万 | 5,000万 | 3,000万 | なし |
救援者費用 | 100万 | 100万 | 200万 | なし |
傷害治療 | 200万 | 300万 | 300万 | 50万 |
疾病治療 | 270万 | 300万 | 300万 | 50万 |
携行品損害 | 20万 | 50万 | 50万 | なし |
比較の参考として、『ビュー・スイカカード』『ルミネカード』の海外旅行保険の補償内容も表に入れました。
ご覧の通り、『エポスカード』『エポスゴールド』『楽天プレミアムカード』の補償は、かなり充実しています。これがおすすめの理由です!
詳しいメリットは、このあと紹介しますね!
SafetyWingは『ドル』、Globe partnerは『ユーロ』になります。
Safety Wing (nomad insurance) | Globe Partner ※ドイツ除く |
|
---|---|---|
治療費用 | $250,000 | 150,000€ |
救援費用・移送費用 | $100,000 | 100% |
死亡保障 | $25,000 | 8,000€ |
傷害後遺障害 | - | 30,000€ |
賠償責任 | $25,000 | 4,500,000€ |
旅行の中断 | $5,000 | - |
航空機遅延 | $100 | - |
航空機寄託 手荷物 | $3,000 | 1,150€ |
携行品 | - | - |
テロ等対応保険金 | - | - |
日本語対応 | × | 〇 |
キャッシュレス | × | × |
免責 | 免責なし | 免責なし |
それぞれざっくり1$=100円、1€=100円と見積もっても、治療費用は1,000万円以上はあるので、補償はバッチリです◎
おすすめのメリットは、このあと詳しく紹介します!
それでは、それぞれのおすすめのポイントを詳しく確認していきましょう!
エポスカードは個人的に必須!
エポスカードは、ショッピングモール『マルイ』の年会費無料のクレジットカード!
国際ブランドVISAが付帯しているので、海外でも利用しやすいですよ◎
エポスカードの海外旅行保険がおすすめの理由は、以下の5つ!
2.補償内容が他社と比べても充実◎
3.ゴールドカードになればさらに補償額アップ!
4.キャッシュレス対応で費用も安心◎
5.旅行代金をエポスで支払いするだけで海外旅行保険が付帯!
エポスカードは、年会費無料なのに補償が充実しているのですが、インビテーションでゴールドになれば年会費無料のまま補償額がアップ!
私の場合は、家賃などの生活費を支払って半年ほどでエポスゴールドになりました!
実際に海外旅行保険を利用した人の口コミ評価も高く、強くおすすめします。
\口コミ評価が高い!クレカ!/
エポスカード
【 エポスカードが人気の理由 】
1.年会費無料!
2.海外旅行保険の付帯条件が簡単!
(出発後でもOK)
3.補償がトップクラスの充実度◎
(キャッシュレスで診察・治療が可能)
4.招待で永年無料のエポスゴールドが最高にお得!
(ポイント還元率・海外保険の補償がアップ, 空港ラウンジなど)
楽天プレミアムカードもおすすめ◎
楽天プレミアムカードは、海外旅行好き・世界一周のマストアイテムと言っても過言ではありません!
年会費は1万円ほどかかりますが、特典を使う人にはそれに以上の価値があるクレジットカード◎
2.プライオリティパスが無料で申し込みできる!
3.無料の手荷物宅配サービスもある◎
※選べるコースから『トラベルコース』を選ぶこと
4.年会費11,000円で快適に旅行ができる!
楽天プレミアムカードは、海外旅行保険が自動付帯になるだけでなく、さらに旅行が快適になるサービスがてんこ盛り!
人気が高い『プライオリティ・パス』は、1,400ヵ所以上の海外空港ラウンジが利用できるサービス。通常US$469のプランが、楽天プレミアムカードでは無料で申し込みができるんです!
また、個人的には、年に2回まで無料の手荷物宅配サービスもあるのが嬉しいところ。
通常は、距離や荷物の大きさによって、2,000円~5,000円かかるサービス。空港の行き帰りのスーツケースを預けて寄り道もできます♪
海外旅行保険以外の特典も利用したい人には、ぜひおすすめです。
SafetyWing(セーフティウィング)
SafetyWingは、医療はもちろん、旅行の中断やロストバゲージなど旅に関する補償も充実しています。
サブスク契約もできたり、出発後に開始もできるため、クレジットカードの保険と組み合わせることも可能!安さに加えて、柔軟に利用できることが大きな特徴です!
海外旅行が短期でも長期でも、世界一周の人でも幅広くおすすめできます!
■保険料が安い
■医療だけでなく、旅の補償も充実◎
■出国したあとも加入できる
■4週間単位のサブスクも可能!
■解約・停止も簡単◎
【注意点】
■日本語に対応していない
■携行品の補償はない
海外旅行保険は渡航後に加入する場合、補償開始は『申し込みから72時間後から』などありますが、SafetyWing
は申し込みしたらすぐに補償開始になるのも嬉しいところ。
いつでも好きなタイミングで加入・補償開始できて、料金もお得なので強くおすすめします。
※以前は、最初の請求時に$250の免責金額(自己負担)が発生していましたが、現行プランは免責なしです。
Globe Partner(グローブパートナー)
『Globe Partner(グローブパートナー)』は、フランスのパリに本社がある総合保険代理店『ASSETS(アセット)』の海外旅行保険。
■保険料が安い!
■日本語対応も可能◎
■出発後に加入してもOK!
【注意点】
■国外での加入は事務手数料30%がかかる
■キャッシュレス対応は入院時だけ!
■携行品の補償はない
海外の海外旅行保険ですが、日本語対応が可能なのも嬉しいところ。
海外旅行保険の中でも特に安くなっている理由は、いざという時に本当に必要な補償を手厚くし、あまり必要のない補償を削っているから◎
ただ、グローブパートナーの補償内容に物足りなさを感じる人は、『グローブトラベラー』も検討してみましょう!
より手厚い補償ならGlobe Traveller(グローブトラベラー)
グループトラベラーは、グローブパートナーにない『飛行機の遅延』があったり、『リスキーなスポーツ』『スポーツ用品』の補償をカスタマイズできる特徴があります。
ただ、日本語サイトがないため、スマホやパソコンの翻訳機能を利用して内容を確認することををおすすめします。
おまけ:World Nomads(ワールドノマド)は?
人によっては、『World Nomads』という海外旅行保険も聞いたことがあるかもしれませんが、保険料は意外と高めなので、個人的にはあまりおすすめしません。
せっかくなので、紹介した『SafetyWing』『Globe Partner』『World Nomads』の3社で料金を比較してみましょう。
ここでは、【ヨーロッパ地域で6ヶ月保険に加入する場合】を例に、保険料を試算しました。
ヨーロッパ | Safety Wing (nomad insurance) | Globe Partner ※ドイツ除く | World Nomads (Standard Plan) |
---|---|---|---|
治療費用 | $250,000 | 150,000€ | $5,000,000 |
救援費用・移送費用 | $100,000 | 100% | $5,000 |
死亡保障 | $25,000 | 8,000€ | - |
傷害後遺障害 | - | 30,000€ | - |
賠償責任 | $25,000 | 4,500,000€ | $1,000,000 |
旅行の中断 | $5,000 | - | $5,000 |
航空機遅延 | $100 | - | $150 |
航空機寄託 手荷物 | $3,000 | 1,150€ | $2,500 |
携行品 | - | - | $2,500 |
テロ等対応保険金 | - | - | - |
日本語対応 | × | 〇 | × |
キャッシュレス | × | × | × |
免責 | $250 | 免責なし | $100 |
合計(6ヶ月間) | $293.02 | €270 | $838.20 |
日本円換算 ($1=135円、 €1=135円で計算) | 39,557円 | 36,450円 | 113,157円 |
※レートはあくまで目安です
『World Nomads』は、ズバ抜けて料金が高くなっています。『World Nomads』はどちらかというと、安さよりも、より手厚い補償を求める人におすすめ。補償内容をカスタマイズすることもできます。
『SafetyWing』と『Globe Partner』は、その時のレートにもよりますが大体似たり寄ったりの金額です。
ただ、飛行機での移動が多い人、世界一周で明確に帰国日が決まっていない人は、『SafetyWing』の方がおすすめ!
1つの国に長期滞在する人は、『Globe Partner』の方が日本語も使えて安心だと思います。
長期滞在・世界一周向けにおすすめ!格安の海外旅行保険の3つの注意点
私のおすすめは『SafetyWing』と『Globe Partner』ですが、その他の海外発の海外旅行保険を検討するときも、以下の3つの点に注意してください。
2.基本的には英語での問い合わせ
3.保険金の受け取りに海外送金手数料が発生する可能性
それぞれの注意点を詳しく見ていきましょう。
1.キャッシュレス対応がほぼない
前章で紹介したような海外旅行保険は、基本的にはキャッシュレスに対応していません。対応していても、入院などの緊急時のみ。
そのため、もし病院に行くことになったら、一旦実費で払ってあとから保険会社に費用を請求することになります。
一応契約前には、緊急時のキャッシュレス対応はあるか?の詳細を保険会社に確認しておくと安心です◎
2.基本的には英語での問い合わせ
海外の海外旅行保険は、ほとんど日本語に対応していないので、お問い合わせは英語になります。
『Globe Partner』は、日本語に対応していますが、かなり珍しいケースです。
『SafetyWing』の問い合わせ方法は、基本的にはチャットかメール。翻訳アプリなどを使ってメッセージを送れば、電話で英語を話すよりも難易度は高くありません。
どうしても、英語に不安や抵抗がある人は、『Globe Partner』を選びましょう。
3.保険金の受け取りに海外送金手数料が発生する可能性
請求した保険金は、日本の口座でも、その他海外の口座でも指定できます。
注意したいのは、海外から保険会社なので、国際送金になると海外送金手数料が発生します。
詳しい金額は、受取金額によっても変わりますが、口コミの中には$40~$50引かれた人もいます。意外な盲点ですよね!
できるだけ海外送金手数料を安くするために、おすすめの解決策は『Wise』です!
解決策:wiseがおすすめ!
Wiseは、レートと手数料が超お得な海外送金サービス。
また、お得なレートでカード決済できる『Wiseデビットカード』も有名です。
まだ実際には試していないのですが、私がWiseに「海外旅行保険の保険金の受け取りにWiseを利用できるか?」問い合わせみしたところ、以下の内容が返ってきました。
【Wiseの回答】
Wiseのユーロ口座を取得し、その銀行口座情報を送金者(保険会社)に伝えることで、ワイズ口座でユーロの受け取りが可能。
そして、受け取ったユーロを日本の銀行口座へ移動できます。その際、両替手数料が発生します。
ということで、海外からの保険金の受け取りには『Wise』をおすすめします◎
\海外送金・レートがお得なデビット/
Wise(ワイズ)
【Wiseのおすすめポイント】
1.お得なレート&ATM出金も可能!Wiseデビットカード!
2.セキュリティ安全性も高い(決済通知・アプリで即利用停止・返金対応など)
3.海外送金もお得!
4.しかも着金までが早い!
5.世界中のほとんどの国で利用できる!
まとめ
長期滞在・世界一周向けにおすすめのお得な海外旅行保険は、以下の4つです!
■エポスカード
■楽天プレミアムカード
■SafetyWing(セーフティウィング)
■Globe Partner(グローブパートナー)
この記事を参考に、安心して楽しい海外旅行・世界一周にして頂けたら幸いです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。